【ショートヘア編】薄毛に悩む女性必見!薄毛の原因から対処法、おすすめの髪型まで紹介
薄毛で悩む女性にとって、ショートヘアはなるべく避けたい髪型だと思っていませんか?
実は、ショートヘアこそが、薄毛をカバーできる髪型なのです。
そこで今回は、女性の薄毛の原因とともに、薄毛に悩む女性におすすめの髪型や自宅でできる薄毛対策についてくわしく紹介します。
ぜひ、参考にしてみてください。
薄毛の原因4選
40代からの女性の薄毛は、さまざま原因によって引き起こされます。
ここでは、女性に見られる薄毛の主な原因として、以下の4つをご紹介します。
目次
頭皮の血行不良
健康な髪を育てるには、頭皮環境はとても重要です。
頭皮の血行が悪くなると、毛細血管から髪に必要な栄養が十分に行き届かなくなり、薄毛・抜け毛の原因につながります。
頭皮の血行不良は、加齢だけでなくストレスや生活習慣の乱れなどからくる毛細血管の減少からくるものだといわれています。ストレスが多かったり、睡眠不足などが続く生活が続くと、薄毛になる可能性が高いといえるでしょう。
参考元:新宿AGAクリニック
女性ホルモンの低下
女性ホルモンの低下も薄毛の原因の一つになります。
女性ホルモンの一種であるエストロゲンには、育毛作用や美しい髪を維持する働きがあります。
30代半ばから、エストロゲンは徐々に減少し、ヘアサイクルの乱れを引き起こします。ヘアサイクルの乱れによって、髪の成長が妨げられ、薄毛や抜け毛のリスクが高まるといわれています。
参考元:ペアAGAクリニック
女性男性型脱毛症(FAGA)
男性の薄毛は、頭頂部や生え際部分に多く見られる「男性型脱毛症(AGA)」がよく知られていますが、女性にも発症することがあります。
女性の場合は「女性男性型脱毛症(FAGA)」と呼ばれ、女性ホルモンが減少し、男性ホルモンが過剰に産出される場合に起きやすいといわれています。
まだ、そのメカニズムについては明確に解明されていないようですが、男性と同様な症状が見られるといいます。
主な症状としては、頭頂部や髪が全体的に均一に抜けていくのですが、進行が緩やかなため、発症に気づかないことがほとんどだといわれています。
病気や環境因子によるもの
他にも、体調不良や環境からくるもの、さまざまな原因が考えられます。
女性の薄毛の代表的なものとして、以下でいくつかご紹介します。
原因 | |
---|---|
牽引(けんいん)性脱毛症 | ポニーテール等で日々髪を引っ張るヘアスタイルが多い |
更年期脱毛症 | 女性ホルモンの低下に伴うヘアサイクルの乱れや自律神経の乱れ |
病気に伴う脱毛症 | 甲状腺機能の異常、鉄欠乏、亜鉛欠乏、治療中の薬剤によって引き起こされる |
円形脱毛症 | 遺伝的要因や環境要因の因子が複雑に絡み合って引き起こされる |
参考元:・フィットクリニック
男性と違い、女性の薄毛は、安易に「年だから仕方ない」と片付けるのはたいへん危険です。
セルフケアで薄毛がなかなか改善しない場合は、迷わず専門のクリニックを受診することをおすすめします。
薄毛をカバーするショートヘアで気をつける4つのポイント
ここからは、薄毛の方がショートヘアで気を付けるべきポイントを4つご紹介します。これからショートヘアにする方も現在ショートヘアの方も、美容師さんに正しくオーダーできるように、ポイントを抑えておきましょう。
レイヤーを入れすぎない
レイヤーを多く入れた方が、ボリュームアップにつながると思われがちですが、逆に薄毛が目立ってしまいます。
レイヤーを入れる幅や量を多くし過ぎると、毛量が減り、髪全体がボリュームダウンにつながりますので注意しましょう。
パーマを強くかけすぎない
パーマは、髪の毛をボリュームアップさせるために効果的な方法です。しかし、強くかけ過ぎると地肌が目立ち、薄毛を強調してしまう可能性があります。
特に、頭頂部の毛量が少ない方は、パーマでカバーしたいと思いがちですが、逆に貧相に見えてしまうことも。毛量と髪の毛の太さによっては、かけない方が目立ちにくいこともあります。
パーマをかける場合は、美容師さんとよく相談し、全体のバランスをみて決めましょう。
前髪は厚めに作る
薄めの前髪は、地肌が目立ち、寂しい印象になりがちです。
女性の薄毛は、つむじや分け目部分に多く現われます。前髪を厚く作ることで、つむじや分け目部分がカバーでき、地肌の露出を最小限に抑えることができます。
仕上がりのシルエットはひし形に
薄毛になると、髪全体がボリュームダウンし、立体感が損なわれます。
髪に立体感を持たせるだけで、薄毛をカバーするだけでなく、見た目も若々しい印象を与えます。
襟足を短くし、トップにボリュームを持たせるひし形シルエットは、薄毛をカバーするヘアスタイルとしてもっとも人気のある髪型でおすすめです。
薄毛に悩む女性におすすめしたいショートヘア5選
ここからは、薄毛に悩む方のために、ふんわりボリューム感のあるおすすめのショートヘアをご紹介します。
〇ひし形シルエットのレイヤーボブ
引用元:beautynavi
薄毛に悩む女性におすすめの「ひし形シルエット」。
ショートボブならではの女性らしさも持ち備えた、上品なヘアスタイルになります。
頭や顔の形に合わせた立体感のあるシルエットが、顔の輪郭までキレイに見せてくれます。
アレンジもしやすく、不器用な方にもおすすめです。
〇大人ショートパーマ
引用元:STYLE鎌倉
前髪を厚めにカットしてレイヤーを入れ、パーマを緩くかけたヘアスタイル。
ワックスと手ぐしで簡単にまとまり、お手入れも簡単です。
分け目をあえて作らないことで、気になる頭頂部分をしっかりカバーしてくれます。
ファッションを選ばないオールラウンドな髪型として人気です。
〇大きめのカールのマッシュショート
引用元:ourage
襟足とサイドを短くし、トップにボリュームを持たせるマッシュショート。
大きめのロッドで毛先にひと巻きパーマをかけることで、トップに自然なボリュームを出します。
ふんわりとしたエアリー感と適度な髪の厚みが、女性らしさをアップしてくれます。
〇ハンサムショート
引用元:トリル
幅広い年齢層に親しまれるハンサムショート。前下がりの前髪がオシャレ度をグッとアップしてくれます。
スタイリングは、ワックスを根元に揉みこみサイドを横に流すだけ。簡単にふんわりと仕上がり、動きのあるヘアスタイルを演出してくれます。
気になる分け目はジグザグに分けることで、根元が立ち上がり、ボリューム感たっぷりのヘアスタイルに仕上がります。
〇大人ベリーショート
引用元:ミモレ
思い切ってベリーショートにするのもおすすめです。
ベリーショートは、髪同士が支えあうことで立ち上がりやすくなるため、毛量が少ない方ほど髪全体にボリュームを出せます。
スタイリングは、ワックスでトップの髪を持ち上げ、根元にドライヤーの温風を当てるとキレイに仕上がります。
簡単!自宅でできる3つの薄毛対策
ヘアスタイルで薄毛をカバーすることも大事ですが、これ以上進行しないために薄毛対策もしっかりおこないましょう。
ここからは、自宅で簡単にできる対策をご紹介します。
シャンプーを見直す
まずは、健康な髪を育てるには、頭皮環境から整えましょう。
市販のシャンプーの多くは、石鹸系や高級アルコール系のシャンプーです。
泡立ちもよく、汚れをしっかり落とし、爽快感があっていいのですが、刺激が強いため、頭皮に負担をかけてしまいます。
薄毛ケアには、頭皮に優しいアミノ酸系シャンプーがおすすめです。アミノ酸系シャンプーは、髪や頭皮と同じ弱酸性のため、頭皮に負担をかけることがありません。洗浄力もあり、保湿力も高く、頭皮に必要な皮脂や潤いは残してくれる優れものです。
分け目を変える
長年同じ分け目をしている方は、分け目を変えてみるのもおすすめです。
分け方が同じだと、髪がずっと同じ方向に引っ張られ、薄毛の進行を早める原因につながります。分け目を変えることで、髪の毛を引っ張る力から解放し、さらに地肌を紫外線から守ることもできます。
また、普段しない分け目に変えることで、髪が立ち上がり、自然とボリュームが出ますのでぜひ試してみましょう。
生活習慣の見直す
生活習慣の見直しも薄毛対策には必要です。以下の3つのポイントを参考に、できることからはじめましょう。
- 食生活を整える
髪の毛の成長に必要な栄養素はたんぱく質です。肉や魚といった動物性たんぱく質と大豆といった植物性たんぱく質をバランスよく摂り、健康な髪を育てましょう。
ただし、髪にいいとされる栄養素を極端に摂ることはおすすめしません。栄養はバランスよく摂ることで相乗効果があり、栄養を高めます。
参考元:イースト駅前クリニック女性外来
- 睡眠の質を向上させる
睡眠は、髪の毛にとってとても大切です。
髪の毛の成長や修復を促す成長ホルモンは、睡眠時に多く分泌されるといわれています。成長ホルモンは、入眠後3時間がもっとも多く分泌されるため、この時間の睡眠の質はとても重要になります。
質の良い睡眠をとるためには、寝る前にスマートフォンやパソコンの画面を見るのをやめ、脳を睡眠モードに切り替えることが理想的です。
- 適度な運動を心がける
髪の毛の成長には、血行を良くすることも欠かせません。
健康な髪は、頭皮の毛細血管から血液によって運ばれた栄養素で育ちます。
血行促進のため適度な運動を心がけると良いでしょう。
それでも薄毛の悩みが解消できない時の対処法
さまざまなセルフケアを試しても、なかなか改善しない場合は、以下の対策をとりましょう。
部分ウィッグの活用
部分ウィッグは、薄毛カバーに即効性があり、セルフケア中でも活用できるおすすめの方法です。
最近のウィッグは、見た目に違和感のない商品が多く販売されているため、バレにくく、薄毛に悩む方だけでなく、オシャレ感覚でも利用されています。
しかし、初めての方にとって、ウィッグの購入は少しハードルが高いもの。どんな商品が自分に合っているのか不安だったり、店頭に足を運ぶのも躊躇する、といったことがあるのではないでしょうか。
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専門のクリニックに相談する
薄毛の早期改善や原因を特定するためには、専門のクリニックに相談することが一番の対処法だといえます。
原因によっては、発毛剤のミノキシジルや育毛剤が効果的な場合もあります。
原因を特定し、適切な治療をおこなうことで、精神的にも解放されるでしょう。
専門クリニックでは、一人ひとりに合った生活習慣の改善法や薄毛治療薬の処方まで専門的な見地で治療を提案してくれます。
まとめ
ここまで、薄毛の原因やおすすめの髪型、自宅でできる薄毛対策についてくわしく紹介しました。
40代を過ぎると、抜け毛や薄毛、ボリュームダウンに悩んでいる方は少なくありません。
薄毛カバーのヘアスタイルや部分ウィッグは、すぐに対処でき、低下した精神状態からも解放されるため、日々楽しく過ごすことができるでしょう。
しかし、女性の薄毛は、さまざまな原因が絡み合っています。
まずは、自分の状態を知ることからはじめましょう。