ウィッグずれの不安を解消!ずれない付け方とは?固定するためのグッズもご紹介!
せっかく新しいウィッグを買っても、「ウィッグがずれたり取れたりしないかな」と不安になってしまう人はいるかと思います。着用した時にずれて不自然に見えてしまうと、せっかくのオシャレも台無しですよね。扱いが慣れていない初心者の方には、安心して外出もできなくなってしまいます。
そんな心配を解消するためには、ウィッグのずれを防いでしっかり固定することが重要です。
この記事では、ウィッグずれの原因やずれないための正しい付け方をご紹介していきます。気軽にいろんなヘアスタイルを楽しみたい方、ウィッグを日常的に使いたい方はぜひチェックしてみて下さい。
目次
ウィッグがずれる原因とは?とは?とは?とは?ととは?は?とは?
ウィッグがしっかり固定されていないと、ちょっとした強風でずれて変な方向に向いてしまったり、少し激しい運動をするとずり上がったりしてしまいます。そうなると違和感が出て周囲の人にウィッグだとバレバレになってしまい、想像するだけで恥ずかしくなってしまいますよね。
ウィッグのずれを防止して安心して人前に出られるように、まずはずれの原因を理解しましょう。主に3つの理由が考えられます。
・サイズが合っていない
・ヘアネットがずれている
・ピンでウィッグをしっかり固定できていない
以下で詳しく解説していきますので、ウィッグがずれてお悩みの方やウィッグを初めて買う人は参考にしてください。
ウィッグのサイズが合っていない
自分の頭のサイズとウィッグのサイズが合っていないとウィッグが頭部に固定されず、ずれたり、浮いて取れやすくなる場合があります。
そのような状態になると、スポーツなどの過度な運動でなくとも、少しの動きでウィッグがずれてしまうことがあるので注意が必要です。
また、小さすぎると頭が締め付けられるような感じで痛くなったり、大きすぎると頭が妙に大きく見えて不自然になってしまいます。
ウィッグ選びの最優先ポイントは、サイズです。日常使用の安心感や見た目のことを考えると、ウィッグは試着してしっかりと頭のサイズに合ったものを選びましょう。
ヘアネットがずれている
ウィッグがずれないようにするには、必ずヘアネットの中に髪を丁寧にまとめてから被りましょう。
この時に正しくヘアネットが着用できていないとまとめた髪が出てきたり、ネットごとウィッグがずれてしまう場合があります。
これはネットのサイズが合っていないために頭皮との間に空間ができてしまい、ウィッグずれを引き起こす原因となるのです。
更に、長時間フルウィッグをかぶっていたり、何度も着脱しているとずれる場合もあるので注意しましょう。
ピンでウィッグをしっかり固定できていない
ウィッグやヘアネットのサイズがジャストサイズだとしても、ピンなどの固定具でしっかり固定できていないとウィッグがずれてしまう可能性があります。
固定したつもりでも頭皮とウィッグ、頭皮とヘアネットがそれぞれしっかり噛み合っていなければピン留めをしている意味がありません。
ピンの固定数が少ない場合も、ずれを引き起こしてしまうこともあります。
ウィッグを美しく、快適に被るためには、ピンでしっかりウィッグを固定することが必須です。
ウィッグのずれを防ぐ、4つの解決方法
ウィッグのサイズ違いは買い直しや修理が必要ですが、ウィッグのズレは自身で未然に防ぐことができます。
次に、ウィッグを美しく被るためにズレを防ぐ解決方法が4つあります。
・ジャストサイズのウィッグを着用する
・ヘアネットを使って、地毛を均等にまとめる
・日常使いでは、ピンでヘアネットを固定する
・強風の日などは、帽子やヘアアクセサリーで固定する
ジャストサイズのウィッグを着用する
ウィッグはサイズが合っていないと、ずれたり、取れやすくなってしまうという問題が起きてしまいます。
ご自身に合ったサイズのウィッグを着用するのがベストなので、ウィッグのサイズ選びの際は必ず試着するようにしましょう。
また、購入する際は、アジャスター付きのウィッグを選ぶことをおすすめします。
最近の多くのウィッグには、内側にサイズ調整のためのアジャスターが付いています。多少のサイズ違いでしたら、痛くならない程度にアジャスターを絞って調節することができます。
また、自分のサイズに合ったウィッグをオーダーメイドで作る方法もあります。
Classy wigは、サイズはもちろん色やスタイルなどあなたのイメージ通りに作ることができるため、不自然さやずれる心配を最小限に抑えるウィッグを作ることができます。
店舗に行かなくても自宅で試着もできるので、「お店に行くのは恥ずかしい」という人にも安心です。ずれを抑えて自然なウィッグをお求めの方には、既製品ではなくオーダーメイドのウィッグをおすすめします。
ヘアネットを使って、地毛を均等にまとめる
ウィッグのずれを防止する方法の一つに、地毛をまとめることが挙げられます。
地毛のまとめ方は髪の長さによって異なります。
ショートヘアの場合は、ヘアネットを使用せずにヘアピンでまとめるだけで十分です。
しかし、ウィッグの形崩れやウィッグが浮いてしまうことが心配な方は、ヘアネットを活用しましょう。ウィッグのシルエットをより綺麗に見せることができ、ウィッグのずれ防止につながります。
ロングヘアの場合は、ヘアネットを使用しましょう。美しい付け方をご紹介しますね。
まずは髪を二つに分けて三つ編みをします。この時、きつく編みすぎるとネットに収納する時にかさばるため、ゆるめに編むのがポイントです。
三つ編みを後頭部に巻き付けるようにヘアピンで固定し、ヘアネットを被ります。
髪の長さに関係なく、頭に凸凹が残らず平らになるよう整えるのがポイントです。
ウィッグを付ける際は、ヘアネットやピンを上手に使って固定すると、安定してずれを抑えることができますよ。
日常使いでは、ピンでヘアネットを固定する
まずヘアネットを使用している場合は、正しくネットを着用できているか確認しましょう。
そのうえで、必要に応じてピンでヘアネットを固定するとより安定させることができます。
地毛をまとめる際はもちろん、ヘアネットに地毛を入れた後もピンを使用して固定しましょう。
こめかみやもみあげ付近の髪は、ネットの中に入りにくく浮いてきやすい場所ですが、ネットに入れた後、更にピンで抑えるとしっかりと固定できます。
正しく着用できていないとまとめていた髪が出てきてしまったり、ネットと一緒にウィッグもずれてしまうので、着用する際は正しく固定しましょう。
強風の日などは、帽子やヘアアクセサリーで固定する
風が強い日の外出や自転車に乗るとき、あるいは運動をするときなどは、帽子やヘアアクセサリーなどでウィッグを固定するとウィッグがズレにくくなります。
外出先で帽子を脱ぐ可能性がある場合は、ヘアバンドやターバンなど取り外しの必要がないヘアアクセサリーで固定するのがおすすめです。
おしゃれをしながら自然な仕上がりでウィッグを固定することができると、一日中快適に過ごせますよ。
ウィッグを固定するおすすめグッズ3選!
最後にウィッグを固定するおすすめグッズを3つご紹介します。
リーズナブルで日常でのウィッグ着用時に取り入れやすいものばかりなのでぜひ活用してみて下さい。
ウィッグ用クリップ
1つ目はウィッグ用のクリップです。
ウィッグのなかには、元々クリップがついているものもありますが、付属されていないタイプだと後付けすることも可能です。
しかし地毛にクリップをつけるため、クリップが直接皮膚にあたって不快感を覚える方もいます。
ウィッグ用クリップは髪の毛やインナーキャップにしっかりとめて、ウィッグを固定できるのでズレ防止に効果的です。初心者の方でも安心して簡単に使えるためウィッグの扱いが慣れていない方にもおすすめです。
しかし地毛にクリップをつけるため、クリップが直接皮膚にあたって不快感を覚える方もいます。
ウィッグ固定バンド
次にウィッグのずれを防止する方法として、ウィッグバンドを用いて固定する方法があります。
ウィッグバンドとは、ヘアバンドタイプのウィッグ用固定アイテムのことです。クリップは痛そうだと思われた方にはおすすめです。
主に海外で使用されている傾向がありますが、最近では日本でも幅広く販売されています。
使い方は、はちまきのように額に巻くだけでウィッグずれを防げます。
ウィッグバンドはベロア素材になっており、一方向の起毛による摩擦でずれを防止するため、簡単に使用できます。
また、フリーサイズで伸縮性のあるものが多く、マジックテープで簡単に着脱でき、何度でも繰り返し使えるのが魅力です。
しかし完全にウィッグが固定されないことに注意しましょう。
ウィッグバンドはベロアの起毛から成っており、それがウィッグとの摩擦でずれを防ぐ効果を発揮します。
比較的、固定する力が弱いため、激しい運動時にはおすすめしません。
また、ウィッグバンドは、使っている生地が厚く蒸れやすいため、夏場の使用は控えるのがいいでしょう。こちらの記事「フルウィッグにトラブル発生!救世主を探す。」では、実際にウィッグバンドを使用している方のリアルな意見が寄せられています。ぜひチェックしてみてください!
ウィッグ用テープ
最後に、激しい動きをする時にもウィッグを確実に固定したい場合は、ウィッグ専用の固定テープを使用すると良いでしょう。地毛をまとめてネットに入れた後、地毛のない部分にテープを貼ってウィッグと接着させます。
ウィッグを頻繁に使用する方の中には、文房具の両面テープを使用する方もいますが、それはウィッグだけでなく肌にも負担をかける可能性があります。必ず専用のテープを使用しましょう。
ウィッグ用であれば、地肌に貼ることを考慮して、肌への負担が弱く優しい構造になっています。
専用でないテープは肌アレや剥がす際に痛みを感じて、頭皮に負担がかかってしまいます。
接着テープを使用する際は、ネットで髪をまとめてから行うとウィッグ着用時のずれが防げます。
温泉旅行やプールによく行く人は、耐水性の高い接着テープを使いましょう。水に弱いテープですと剥がれてきてしまい、ウィッグがずれてしまう可能性があるからです。
まとめ
ウィッグずれの原因やそれを防止するための方法をご紹介してきました。
まずは自分の頭のサイズに合ったウィッグを選んでください。適切な装着方法やポイントをしっかり押さえて、快適に着用しましょう。また、日常はもちろん、お出かけの際などには、ウィッグを固定するグッズを上手に使って素敵な時間を過ごしてください。
ウィッグのずれを抑えることは、ウィッグを自然に見せることにもつながるのです。
人ぞれぞれ頭の形状や皮質が異なるので何が最もよいのかは異なりますが、着用するウィッグの種類や地毛の長さなどに合ったベストな選択をして、オシャレなウィッグを楽しんでくださいね。