エクステの付け方をご紹介!種類や注意点も解説
手軽で簡単にヘアスタイルをチェンジできるエクステ。
エクステの付け方には様々な種類があり、自身で装着できるのはご存知でしょうか。
エクステは、シールを密着させて長持ちする付け方や、パッチンタイプでピン留め感覚で付けられるものなど様々なタイプがあります。
今回はそれぞれのエクステの種類や付け方、特徴などをご紹介します。
エクステの付け方が気になる方は是非チェックしてみてください。
目次
エクステとは
エクステとは「ヘアーエクステンション」を略した言葉で、広げる・伸ばす・拡張するといった意味があります。
エクステは髪を伸ばすと言う意味合いで使われていて、髪に装着する毛束(付け毛)という意味と、その施術を指します。
髪に直接付けることでボリュームをアップさせたり、長くすることができ、地毛に直接付けるため簡単には外れず、一定期間楽しめるのが魅力です。
ショートからロングに髪型を変えたり、髪のアレンジをしたりと、エクステを用いることでヘアチェンジが自由自在にできます。
また、ヘアエクステのカラーバリエーションが豊富なため、地毛と異なる色のエクステを付ければ、ワンポイントとしてカラーチェンジが楽しめます。
現在では技術が進み、エクステを付けていても地毛と見分けがつかないくらい自然になじみます。
エクステの種類
次に、それぞれのエクステの種類を特徴を踏まえながらご紹介していきます。
①シールエクステ
シールエクステは、エクステの先端に強力な両面テープが着いており、髪を両面テープで挟むように密着させながらつけるタイプのエクステです。
ぺたっと両面テープで挟むため、シールと髪の接続部分にボリュームが出ず、とても自然な仕上がりになるのが特徴です。
<メリット>
・髪の毛をシールで挟むだけなのですぐに装置できる
・接続部分がボコボコせず地毛との馴染みがとても良い
・頭頂部から付けられる
・専用リムーバーで自身での取り外しが可能
<デメリット>
・シール部分は油分に弱いため、リンスやトリートメント類は極力シール部分に付けてはいけない
・粘着で取り付けているため強度が弱く引っ張ると取れやすい
・熱に弱く、ヘアアレンジをよくする方には向いていない
②編み込みエクステ
編み込みエクステは、昔から主流となっているエクステの付け方で、地毛とエクステを三つ編みもしくは四つ編みで編み込んで装着する方法です。
頑丈で簡単には取れにくく長持ちするのが特徴ですが、髪を結んだ際にエクステの編み込み部分が見えてしまいます。
エクステの持ちを重視したい方、ミディアム~ロングヘアのように髪が長い方におすすめです。
<メリット>
・しっかり編み込んで付けるため、取れにくい
・外す際にゴムを切るだけなので、自身で取り外しが簡単
・毛束が太いから、少ない本数でもボリュームを出せる
<デメリット>
・根元にボリュームが出やすいため、ショートヘアの方は馴染みが悪い
・毛量によっては編み目がボコボコと浮きやすい
・頭頂部は編み目が目立つため付けられない
・編み目があるのでドライに時間がかかる
③チップエクステ
金属製のチップ、熱で収縮するチューブや、シリコンでできたキャップなどを使ってエクステを装置する方法です。
毛束と圧着することにより、固定して付けるエクステです。
頭皮が痒くなりにくいため、違和感なく付けたい方におすすめです。
<メリット>
・装着が簡単で時間がかからない
・コストが安い
・小さなチップのため仕上がり時に違和感が出にくい
・編み目がなく痒くなりにくい
<デメリット>
・外す際にペンチで緩めたり、ハサミで開く必要があるため、自分での取り外しが難しい
・接着部分が劣化すると外れやすい
・強度が弱い
④プルエクステ
プルエクステとは、エクステの毛の先端(根元部分)に特殊な紐を使って、地毛を結んで装置する方法です。
接着面がわずか5mmと小さいため、ほかの取り付け方法と比べても目立ちにくいのが大きな特徴です。
髪にしっかりと密着するため取れづらく、エクステの扱いに慣れていない方でもお手入れしやすいのがメリットです。
自然に仕上げたいという方におすすめの方法です。
<メリット>
・編み目が小さいため自然に仕上がる
・接着面が邪魔にならないのでお手入れしやすい
・簡単に自分で取り外しができる
<デメリット>
・たくさん取り付けないとボリュームが出ないため装着に時間がかかる
・細かい作業なので美容師さんの技術が必要
・エクステの色を混ぜられないため地毛に馴染まない場合がある
・1束の量があらかじめ決まっているため、毛量を調節できない
⑤超音波エクステ
髪のケラチンという成分を、超音波で髪に浸透させながらエクステを付ける方法です。
超音波エクステは、比較的新しい施術方法で、シールエクステと見た目は似ています。
接着面が狭く、頭皮からたった1mm離すだけで装着ができます。
地毛への負担が少なく、施術時間も短く済むのが特徴です。
地毛とのなじみを重視したい方におすすめです。
<メリット>
・接続部分が小さいため地毛とのなじみがいい
・持ちがいい
・地毛が引っ張られないので痛くなりづらい
<デメリット>
・強く引っ張ったり櫛で無理にとかすとぬけてしまう
・時間が立つとポロポロと剥がれてくる事がある
・価格が比較的高い
・取り外す際は専用リムーバーを使う必要がある
⑥ワンタッチエクステ
ワンタッチエクステとは、エクステにクリップやパッチンタイプのヘアピンが付いたエクステを指します。
1日単位でヘアスタイルを変えることが可能で、部分的にメッシュやポイントカラーを入れたり、ボリュームを出すことができます。
<メリット>
・1日単位でヘアスタイルが変えられる
・装着がとても簡単
<デメリット>
・しっかりクリップ部分を装着しないと緩んで取れやすい
・全体的にしっかりボリュームがほしい場合は不向き
エクステの付け方
ご紹介したエクステの中で、ワンタッチエクステやシールエクステならセルフでの取り付けが簡単です。
次にそれぞれの付け方をご紹介していきます。
ワンタッチエクステ
ワンタッチエクステはクリップで上半分の髪を止め、パッチンピンの数カ所を留めるだけでエクステの装着が完成します。
パッチンピンは、2,3個付いているものが多く、地毛を分けてクリップで留めるだけ、とシンプルです。
襟足だけやサイドだけなど、部分的にカバーできます。
着脱が簡単なため、エクステ初心者向けです。
下記はワンタッチエクステの動画です。ぜひ参考にしながら装着してみてください。
シールエクステ
シールエクステをつける際に用意するものは下記の3つです。
・ヘアクリップ2本
・ヘアブラシ
・シールエクステ枚数分
まず、シール幅と同じくらいで髪の毛をスライスしてとり、クリップで下の髪の毛を抑えます。
次にシールを剥がし、薄くとった髪の毛を持って、根本から1.5cmくらい離して下面から貼っていきます。
根本にピッタリくっつけてしまうと痛いので気をつけましょう。
上面のシールも剥がし、下面としっかり合わさるように貼り付け、最後に両面をしっかり指で密着させて完成です。
シールエクステを正しくつけるためには、毛束を薄く分けながら慎重に進めることが重要です。
さらに、横幅の広いシールエクステを選ぶことで、地毛との接着面積が広がり、よりしっかりと密着しやすくなります。
下記はシールエクステの動画です。ぜひ参考にしながら装着してみてください。
シールエクステの付け方-超自然に馴染む本数・付け方・コツを大公開
エクステを付ける際の注意点
最後にエクステを付ける際の注意点を3つご紹介します。
①髪を伸ばしておく
特にトップや襟足が短すぎるショートヘアの方は、髪の長さが足りないためエクステが装着できない場合があります。
髪の長さはショートボブ程度に伸ばしてからエクステをつけると馴染みやすくなるため、ある程度長さを伸ばしてからつけるようにしましょう。
②事前にシャンプーをする
髪がベタついていて余分な油分がついている場合は、シャンプーでしっかり落として、乾いた状態に仕上げておきましょう。
清潔な状態で付けると、エクステの装着がより高くなります。
また、使用するシャンプーは、オイル成分やシリコンなど髪の毛の表面を滑りやすくする成分を含んだものは避けて下さい。
③強く圧着しながらつける
シールエクステの場合、シールの接着面同士が貼り合わせた状態で圧着されてないと、剥がれてしまう可能性があります。
地毛をスライスする際は、透けて見えるぐらいかなり薄くとるのが大切です。
シールエクステが外れる原因のほとんどは、地毛のとる分量が多く、圧着力が弱いためです。
またシールをつける際に、シール部分をベタベタ触ってしまうと、手の油分で粘着が弱まってしまうため、なるべく触らないようにしましょう。
この時、シールのすぐ下を持って貼り付けると綺麗に仕上がります。
まとめ
エクステの種類や付け方などご紹介してきましたが、いかがでしたか?
エクステは従来の髪を伸ばす目的として付けるのはもちろん、ダメージを与えずスタイルやカラーを楽しめるので、おしゃれの幅がグッと広がります。
自分にあったエクステの付け方を見つけて、日常生活に取り入れてみて下さいね!