サラサラのウィッグを綺麗に保つお手入れ方法|100均アイテムも登場
ウィッグをサラサラで綺麗な状態で保つには、正しいお手入れの頻度を守ることが重要です。
基本的にウィッグは、毎日のお手入れはもちろん、数週間に1度のシャンプーが必要です。
毎日のお手入れというと大変なイメージを持つ方も多いかもしれませんが、簡単にできるお手入れで構いません。
ウィッグのケアは、ご自身のヘアケアの延長として考えると良いでしょう。
ウィッグがサラサラだとより清潔感のある印象を与えることができるはずです。
毎日のお手入れと数週間に1度のシャンプーを徹底することで、手入れを疎かにした場合と比べ、ウィッグの寿命を伸ばすことにつながるでしょう。
今回は毎日のお手入れ方法やウィッグ買い替えのタイミングについても触れていますので、合わせて参考にしてください。
目次
ウィッグのお手入れの目的と効果
綺麗でサラサラのウィッグをキープする為には、効果的なお手入れが大切です。
まずはじめに、毎日のお手入れと、数週間に一度のシャンプーそれぞれのお手入れをする目的と効果についてご紹介します。
毎日のお手入れで綺麗を保つ
はじめにご紹介するのは毎日のお手入れです。
毎日のお手入れにおすすめなのがブラッシング。
ウィッグは、使用前後にブラシで整えることで毛の絡まりを抑えることが期待できます。
一度絡んだ状態でウィッグを放置してしまうと、絡まった毛をとるのが難しくなるため気をつけなければなりません。
そのため、毛が絡まってしまったら、その日のうちにくしを使って絡まりをほどきましょう。
この際、ウィッグ用のスタンドなどがあればより便利です。
ウィッグ用のスタンドがあれば、ウィッグの形を綺麗に保ったままお手入れや保管ができるでしょう。
とくにカールがかかっているデザイン性の高いものは、日々のお手入れによってカールを維持することができるはずです。また、ブラッシングはホコリなどの汚れを落とすことも期待できるので、清潔に保つためにも毎日行うと良いですね。
シャンプーで清潔に保つ
次に数週間に1度のケアにおすすめのシャンプーについてご紹介します。
ウィッグは、必ずしも毎日シャンプーする必要はありません。
しかし、数週間に1度シャンプーをすることで、サラサラで清潔な状態を維持することができるはずです。
ウィッグを長い間使用していると、匂いがきつくなったり、汚れたりして清潔感を失ってしまうでしょう。
毎日使用している場合はとくに、毎日のお手入れに加えて数週間に一度シャンプーなどによって匂いのもとになる汗や皮脂汚れを落とすのがおすすめです。
また、ウィッグ用のシャンプーには、汚れを落とす成分に加えて静電気を抑える成分が含まれている商品が大半です。
そのため、ウィッグをシャンプーすることによってきれいを維持して静電気を予防することにつながります。
特に人工毛であれば、静電気に弱くチリが付きやすい傾向にあるので、清潔感を維持するためにもウィッグ用のシャンプーを使うことをおすすめします。
ウィッグを洗う時の注意点
ウィッグを洗う時は、ウィッグがどんな材質なのか確認することが大切です。人工毛なのか人毛なのか、附属の説明書に注意点は記載されていないかなどをチェックしてから洗うようにしましょう。ドライヤーが可能かどうかも合わせて確認が必要です。
また、基本的にウィッグはウィッグ専用のシャンプーで洗うのがおすすめです。ウィッグ用でないシャンプーを使うと匂いが残ってしまったり、劣化に繋がってしまいます。
正しい洗い方を守って、清潔感のあるウィッグを綺麗に保ちましょう。
毎日のお手入れに必要なもの
ウィッグのお手入れには、先程ご紹介した毎日行うブラッシングと本格的なシャンプーを使用したお手入れ方法があります。
ここでは、毎日行うウィッグのお手入れ方法について使用するアイテムを中心にみていきましょう。
清潔感のあるサラサラヘアを叶えるためにはお手入れアイテムを揃えることがマストです。
のちほど100均で代用できるアイテムもご紹介しますので、ウィッグのお手入れアイテムを揃えていないという方はぜひ参考にしてください。
使用するアイテム
ウィッグを毎日お手入れするには、ブラシとオイルスプレーが必要です。
用途と注意点は以下の通りとなります。
使用するアイテム | 用途 | 注意点 |
---|---|---|
ブラシ | ・絡まりを防ぐ ・ほこりを落とす ・デザイン性の高いウィッグの形を整えることができる ・ほこりを落とすことができる | ・ウィッグ専用のものであると、静電気などを軽減できる ・カールがついているタイプはブラシの柄の部分でほぐす ・毛の流れに沿ってブラッシングする ・毛が抜けないよう優しくブラッシングする |
スプレー | ・ブラシの滑りを良くする ・ツヤがでる ・手触りがよくなる | ・ウィッグ専用のものを使用する・使用しないと毛が滑りが悪く、摩擦によってウィッグが痛む原因になる |
100均で買えるお手入れアイテム
一時的なウィッグの利用などウィッグのお手入れにそこまでコストをかけたくない場合もあるでしょう。
ウィッグのお手入れアイテムは、ものによっては、100均で代用することも可能です。
ウィッグ専用のブラシなどがすぐに手に入らない場合にもおすすめです。
100均アイテムとウィッグ専用のアイテムとの違いなども紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
サラサラを保つためのブラシ
ウィッグ用のブラシには、専用のブラシとペット用の100均で買えるブラシの二種類があります。それぞれのメリットデメリットは、下記表のとおりです。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
ウィッグ専用のブラシ(ブライトララウィッグ) | ・静電気を抑えることができる ・ウィッグのためのブラシなため使いやすい | ・比較的高価 ・ほとんどがネット通販なため、手に入るまでに時間がかかる |
100均のブラシ(ペット用) | ・安価で購入できる ・すぐに手にできる | ・ウィッグ専用ではないため、傷みや劣化の原因になる |
ハリやツヤを出すオイル
引用:リネアストリア公式サイト
スプレーにも二種類あるため、表形式でそれぞれを紹介します。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
ウィッグ専用のスプレー(リネアストリア) | ・ハリやツヤなどに効果がある ・ベタつきがない ・消臭効果がある ・静電気防止によって痛みを抑える ・気軽に使用できる | ・少量で高価 ・ほとんどがネット通販なため、手元に届くまで時間がかかる |
ベビーオイル | ・すぐに手に入れることができる ・安価で購入できる ・コストパフォーマンスが高い | ・オイルなのでベタつきが気になる場合もある ・作るのに手間がかかる ・静電気やツヤなどの効果はない |
シャンプーや柔軟剤
引用:リネアストリア公式サイト
シャンプーの二種類についても下記で紹介します。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
ウィッグ専用のシャンプー(リネアストリア) | ・本当に必要な成分のみ含まれているため安心 ・手触りも良くなる ・泡切れもよくすすぎしやすい ・無香料 | ・高価 |
100均の柔軟剤 | ・家にあるものですぐに手入れできる ・安く購入できる | ・匂いがきつくなる |
ウィッグ買い換えのタイミング
一般的にウィッグの買い替えは、半年から1年半が目安と言われています。ただし、ウィッグのお手入れ頻度やお手入れ方法、または材質や保管方法などによっても大きく異なります。お手入れをする際は、人毛なのか、人工毛なのかなど材質に注意するようにしましょう。
ウィッグは、くしどおりが悪く感じたり、縮れ毛が出てきたタイミングでの買い替えがおすすめです。なるべく長く、清潔感のある綺麗なウィッグを保てるようお手入れ方法には充分に気を付けましょう。
正しいお手入れで清潔感のあるサラサラウィッグに
今回は、ウィッグのお手入れ方法について紹介させていただきました。
ウィッグは毎日のお手入れに加えて、2週間に1回ほどシャンプーなどで洗浄することで汚れや匂いを軽減することが期待できます。
使用するアイテムによっては100均で代用することもできますが、よりサラサラで清潔感のある髪を維持したい場合はウィッグ専用のものがおすすめです。
洗うのに抵抗のある方は、ウィッグ専門店などの業者にお願いするのも良いでしょう。
正しいお手入れを続ければ、清潔感あるサラサラのウィッグをキープできるはずです。
ぜひ、今後のウィッグのお手入れに役立ててくださいね。