60・70代におすすめのショートヘアとは?薄毛でも似合う髪型を徹底解説
「髪のボリュームがなくなってきた」「抜け毛がひどくて不安」など、60・70代になって髪質の変化や薄毛で悩んでいる方はいませんか。女性でも年を重ねると、さまざまな原因で抜け毛や薄毛が進行する場合があります。
しかし、そのような髪の悩みを抱えていても、やはり人からきれいに、お洒落に見られたいと思うのが女性の気持ちでしょう。
そこで本記事では、薄毛やボリューム不足をカバーできる60・70代におすすめのショートカットをまとめました。ショートカットなら髪のボリュームを上手く演出し、薄毛を目立たせずおしゃれにきまるので、ヘアスタイルで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
60代・70代の薄毛女性にはショートカットがおすすめ
出典元:えがお美容室
60・70代で薄毛が悩みの女性にはショートカットがおすすめです。ショートカットは、ロングと異なり、髪のボリュームを調節しやすいため、薄毛をカバーしやすい髪型です。
いきなりショートカットはハードルが高いと感じる方もいるかもしれませんが、ショートヘアには長さ別にいくつかの種類があります。
- ベリーショート
- ショートヘア
- ショートボブ
- ミディアムヘア
ここでは、60・70代に似合うショートカットを4つ紹介します。薄毛をカバーできる髪型を探している方は、ぜひチェックしてみてください。
ベリーショート
出典元:えがお美容室
薄毛がかなり進行している人に向いているのが、ベリーショートです。ベリーショートはショートカットよりも、短くカットした髪型のことです。毛量が少ない方は、思い切って短くすると全体的にボリュームが出て、薄毛があまり目立たなくなります。
また、逆三角形顔の人にも、ベリーショートはおすすめです。すっきりした顎のラインを見せることで、女性らしさを引き立たせることができます。
髪が短いぶん表情がよく見えるので、元気で若々しい印象になるのがベリーショートの魅力です。全体的にパーマをかければ、女性らしいふんわりとした髪型になります。
また、長さがないのでスタイリングも手早く済むのが嬉しいポイントです。ダメージの原因になる、ドライヤーの時間も短時間で済みます。
スタイリングのポイントは、トップにボリュームを持たせることを意識して、ワックスで束感を作ることです。トップにボリュームを持たせるとバランスが良くなり、毛先に動きがついて華やかで可愛らしくなります。
ショートヘア
出典元:デイバイデイ
ショートヘアがおすすめなのは、以下のような人です。
- 薄毛が進行している人
- 卵型顔の人
同じく薄毛が進行している人には、ショートヘアがおすすめです。ボリュームが出にくく、トップがペタンとなりがちな60代・70代女性の人は、ショートヘアで悩みを解決しましょう。
毛量の少ない薄毛の人は、髪を短くするとボリュームを出しやすくなります。後頭部にボリュームを持たせ、襟足がタイトなショートヘアはメリハリが生まれ、頭の形がきれいに見えます。
また、卵型顔の人はどんな髪型でも似合う特性があるので、ショートヘアに挑戦してみてはいかかでしょうか。
薄毛で分け目が気になる際には、分け目をジグザグにするといいでしょう。髪が頭皮をカバーして、薄毛が目立ちにくくなります。
加齢によるうねりも、ショートヘアならうまく生かせます。髪に段を入れるレイヤーカットは、うねりの動きを生かして明るい印象に仕上がります。
ひし形シルエットを作りやすいショートヘアは、薄毛で悩む人こそ試してもらいたい髪型です。
ショートボブ
出典元:美容師樽川和明
以下に当てはまる人は、ショートボブを検討してみましょう。
- 顔の形が卵型・丸顔・逆三角形の人
- 細くて柔らかい髪質の人
- 短かすぎる髪型に抵抗がある人
ショートボブはショートのなかでもチャレンジしやすい髪型です。ショートボブとは、顎ラインより上の長さでそろえた髪型で、見た目はボブに見えることから、ショートボブと呼ばれます。
ロングの方がいきなりショートカットにするには抵抗があるかもしれませんが、ショートボブは適度に長さがあり、女性らしい髪型なことから初めてでもチャレンジしやすい特徴があります。
ショートボブも他のショートカットと同じようにトップにボリュームを出しやすく、つむじや分け目を目立たせないため、薄毛が気になる方におすすめです。顔を包み込むようなシルエットなので顔まわりのたるみもカバーでき、若々しい雰囲気に仕上がります。
ミディアムヘア
出典元:えがお美容室
ミディアムヘアがおすすめなのは、以下のような人です。
- 薄毛が少し気になる人
- 顔型はどんなタイプでも
薄毛が少し気になる人は、ミディアムヘアがいいでしょう。ミディアムは、肩から鎖骨くらいの長さを指します。
ポイントはレイヤーを入れて髪に軽さを出し、パーマなどでカールを付けることです。ストレートにしてしまうと薄毛が分かりやすくなるので、パーマでふんわりさせたほうがきれいに隠せます。パーマによるダメージが気になる場合には、お手持ちのヘアアイロンやホットカーラーなどで、内側にワンカールさせるといいでしょう。
ミディアムヘアは長すぎず短すぎない、ちょうどいい髪の長さです。ヘアアレンジの幅が広がるため、どんな顔型の人でも似合う特性があります。
そのぶん、髪のセットには練習が必要ですが、髪の立体感を意識することで薄毛が自然にカバーされます。
60・70代がショートヘアにするメリット
出典元:えがお美容室
60・70代がショートヘアにするメリットは主に以下のとおりです。
- 薄毛をカバーできる
- 顔が小さく見える
- ドライヤーやスタイリングがラク
- キレイに保ちやすい
ショートカットは、目の大きさを際立たせ、顔の特徴をより鮮明にする効果があります。また、スタイリングがしやすくきれいに保てるため、清潔感がある点も魅力です。
薄毛をカバーできるだけなく、若々しく見せる効果も期待できるので、ショートカットは60・70代におすすめの髪型といえるでしょう。
60代・70代女性の髪型を若々しく見せるポイント6つ
薄毛が気になる方になぜ「ショートカット」をおすすめしたのか、その理由をお分かりいただけたかと思います。他にも、ポイントを押さえればうまくカバーして若々しく見せられる薄毛対策があります。
ここでは6つのポイントを紹介するので、普段のスタイリングの参考にしてみてください。
トップにボリュームを出す
トップにボリュームを持たせると、薄毛や頭頂部の薄さをカバーできます。
後頭部がペタンとした髪は、頭皮が見えやすくなり、薄毛が目立って老けたように見えます。ふんわりとトップにボリュームを出すことで、頭部の薄毛を目立ちにくくし、若々しい印象を与えられます。
トップにボリュームを出すには、ロングヘアよりショートヘアの短い髪がおすすめです。髪が軽い分、根元の立ち上げがしやすくなり、日々のヘアセットも簡単でフレッシュな髪型を作れます。
ひし形のシルエットを意識する
若々しく見せるなら、ひし形のシルエットを意識した髪型を作りましょう。
ひし形の髪型は、トップにボリュームを持たせて薄毛をカバーするほかに、小顔効果や女性らしさを演出する効果があります。首回りはシュッとまとめるので、顔のラインが引き締まり、若々しさをアピールできます。
ひし形のシルエットは、比較的どんな顔型の人でも似合う特徴があります。髪型で迷ったら、ひし形を意識するといいでしょう。
髪にツヤ感や束感をプラスする
加齢によりパサつきがちな髪には、ツヤと束感をプラスしていきましょう。ツヤのある髪は、健康的で若々しく見せてくれます。
ツヤを出すには、サッと使えるヘアスプレーがおすすめです。簡単にツヤ髪に変化し、パサついた髪もまとまりやすくなります。
束感を作るには、ヘアワックスを使うといいでしょう。髪に動きがついて、立体感と元気な印象を与えてくれます。
シンプルなヘアスタイルでも、ツヤと束感があると洗練された印象になるので、スタイリング剤はいくつか持っておきましょう。
パーマで動きをつける
パーマにすることで髪が立ち上がってボリュームが生まれ、薄毛で見えていた地肌をおしゃれにカバーできるのです。
また、一定期間カールが持続できるので、日々のヘアセットも楽になります。
ただし、髪が傷むパーマは頻繁にかけないように注意してください。薄毛に悩む女性の場合、多くても3ヵ月に1回、できれば半年の1回のペースにするなど、髪の状態を見ながらパーマをかけましょう。
暗すぎない髪色にする
薄毛をカバーするには、適切な髪色選びが重要です。
暖色系の明るい色は膨張効果があるので、フワッと感がアップし、薄毛をカバーできます。
また、地肌と髪の色の差を少なくして、境目を曖昧にすることで目立たなくさせるやり方もあります。こげ茶くらいの色にすると、地肌との差が大きい黒髪よりも薄毛が強調されにくくなり、印象も明るくなりますよ。
白髪が目立つ方は、白髪に近い色味を選ぶことで、うまく隠しながらおしゃれを楽しめます。
ポイントは、黒に近い色を選ばないことです。白色から遠いほど白髪が目立ってしまうので、明るめのカラーを選べば、白髪と薄毛もきれいに隠せます。
ヘアケアを怠らない
髪を若々しく見せるには、日々のヘアケアも大切です。
60代女性の髪は、パーマや白髪染めの機会が多く、髪にダメージを受けています。若い頃に比べて、髪の回復速度が衰えているので、適切なヘアケアをして髪を保護していきましょう。
「何のヘアケアからしたらいい?」という人は、まずシャンプーを洗浄力の優しいアミノ酸系に切り替えるのがおすすめです。頭皮に必要な皮脂を残しながら、気になる汚れをきれいに落としてくれます。シャンプーを選ぶ際は、育毛成分が配合されたものにすると、髪に必要な栄養を与え、ボリュームアップ効果に期待がもてます。
薄毛カバーにはウィッグがおすすめ
薄毛のカバーにはウィッグもおすすめです。60・70代の薄毛は加齢による部分もあるため、治療をしても完全に改善させることは難しいのが現実です。
そのため、ウィッグで薄毛部分をカバーしてお洒落を楽しむのもひとつの方法です。ここでは、60・70代の薄毛をカバーできるウィッグの種類を解説します。ショートカットにおすすめの部分ウィッグも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
お財布に優しいのは部分ウィッグ
ショートカットには、お財布に優しい「部分ウィッグ」がおすすめです。手軽に脱着ができるので髪や頭皮に負担をかけずにお洒落を楽しめます。
60・70代の薄毛は生え際や分け目が目立つので、部分ウィッグでも十分に隠せます。価格は素材により異なりますが、数千円から5万円程度が相場です。
購入後に髪につけた状態で、美容院でカットしてもらうこともできるため、ショートカットになじむ自然な仕上がりにできます。
全体的にボリュームがほしいのならフルウィッグ
全体的に薄毛をカバーしたいのなら、「フルウイッグ」がおすすめです。フルウイッグなら薄毛を気にせず、好きな長さのヘアスタイルが楽しめます。
価格は安価なもので5,000円からありますが、自然な仕上がりを目指したいのなら、10万円以上の価格帯のフルウイッグを選びましょう。
ただし、ウィッグは毎日使用した場合は、1~1.5年程度で傷みが目立ってきます。そのため、高価なウィッグを購入する場合は、メンテナンスもしっかりしているメーカーを選ぶことが大切です。
ウイッグをお求めなら高品質なオーダーメイドウイッグ「Classy wig」がおすすめ
画像:Classy wig
薄毛をカバーするウイッグをお求めなら、高品質なオーダーメイドウイッグ「Classy wig」もおすすめです。Classy wigなら、ネット環境があれば自宅にいながらオリジナルウィッグが制作できます。
カウンセリングや寸法はかりもオンラインのみで完結でき、試着品も自宅に届くため、店頭まで出かける手間がありません。また、人工毛を総手植えする製法のため、自毛になじむ自然なウィッグが手に入ります。
修理からスタイルのリセットまで、無料でできる2年間の安心保証も用意されているため、メンテナンスに悩むこともないでしょう。自分にピッタリの高品質ウィッグがほしい方は、オーダーメイドで製作できる「Classy wig」を検討してみてください。
まとめ
60・70代で薄毛がコンプレックスの方は、トップにボリュームを出せるショートカットがおすすめです。ショートカットは薄毛を隠しやすいだけでなく、スタイリングの負担が軽くなり、清潔に保てるメリットもあります。
いきなりショートカットにする勇気はないという方は、ショートボブやミディアムヘアを検討してみましょう。長さがあるので女性らしい雰囲気があり、今までロングヘアだった方も受け入れやすい髪型です。
また、薄毛をしっかり隠したいのなら、ウィッグも検討してみましょう。ウィッグなら薄毛をカバーできるだけでなく、好みのヘアスタイルを自由に楽しむことも可能です。
オーダーメイドウィッグの「Classy wig」なら、自分にピッタリのウィッグを製作できます。アフターフォローも充実しているので、ウィッグを検討する際は、ぜひ気軽に相談してみましょう。