ヘアケアオイルの効果や選び方は?パサつく髪や頭皮のケアにも!
「最近髪のパサつきがひどいな」
「頭皮が乾燥してるみたい」
「前はもっとツヤツヤした髪だったのに……」
年齢を重ねるとともに、髪や頭皮の水分が奪われ髪がパサパサになります。このまま何もケアしなければ、どんどん乾燥が進んでしまいます。
髪がパサパサと広がると、実年齢より年上に見えてしまうのが現実です。なんとかうるおいあるツヤ髪できれいに見せたいですよね。
本記事では、ヘアケアオイルだからできる「髪の乾燥対策や保護」など「ヘアケアオイルがもつ6つの効果や選び方」について解説しています。
美しいツヤ髪を目指している方に読んで頂きたい内容となっております。
ぜひ、最後までお読みください。
ヘアケアオイルの6つの効果と役割
ヘアケアオイルは成分やテクスチャーにより効果が変わるものもあります。ここではヘアケアオイルがもつ基本的な効果と役割を6つ紹介します。
- 髪の毛の保湿効果
- 髪の毛をダメージから保護
- 頭皮の乾燥ケア
- 白髪予防や抜け毛ケア
- スタイリング効果
- リラックス効果
順番に説明していきましょう。
1.髪の毛の保湿効果
髪の毛は、加齢やエアコンなどの影響でパサつき乾燥します。髪は肌と一緒です。うるおいがなくなった肌は、シワになりやすくダメージを受けやすくなりますよね。髪にもうるおいがあれば若々しい髪でいられます。
髪から水分が蒸発しないように、毎日のケアで、少しづつうるおい、ツヤのある髪を目指しましょう。
2.髪の毛をダメージから保護
髪は、ブラッシング・ドライヤー・紫外線などで生じる、静電気や熱からダメージを受けます。
ヘアケアオイルは、髪をコーティングし静電気や熱から髪を守ります。
濡れた髪(タオルドライ後)にも、乾いた髪にも使えるため、寝る前のケアや朝のケアに大活躍です。
また、ダメージを受けた髪にヘアケアオイルを塗ると、保湿効果でダメージの進行が止まり、髪を補修してくれます。
ダメージを受ける前、受けたあとの両方で使えるのは嬉しいですね。
3.頭皮の乾燥ケア
頭皮の乾燥ケアには、天然成分のヘアケアオイルがおすすめです。少量を手に取り指で優しく頭皮に塗りましょう。
天然成分なら、髪・頭皮・肌などマルチに使えます。なるべく無添加のものを選べばより安心できるでしょう。
特にホホバオイルは、皮脂との馴染みもよく頭皮ケアにおすすめのオイルです。
4.白髪予防や抜け毛ケア
シャンプー前にヘアケアオイルを使い、頭皮のマッサージをします。頭皮に優しい、天然成分のものを使いましょう。
ヘアケアオイルが、毛穴に詰まった皮脂汚れを浮かし、毛穴をきれいにします。また、マッサージ効果で血行を促進し、白髪予防や抜け毛ケアにもつながります。
最後にシャンプーし、すすぎもしっかりおこないましょう。
5.スタイリング効果
ヘアケアオイルを使うと、髪の広がりを抑えたり、髪をまとめやすくしたりできます。ウェットヘアなどスタイリングにも役立ちます。
6.リラックス効果
ヘアケアオイルによっては、香りがあるものもあります。香りにはリラックス効果があります。
好きな香り、今日の気分で使い分けしてみてはいかがでしょうか。
ヘアケアオイルの効果的な使い方
朝起きたら、髪がパサパサで広がりもひどい時などに、ヘアケアオイルを使えば簡単に髪をおさえられるでしょう。また、夜のヘアケアにも有効です。
朝、夜の使い方と、頭皮への使い方を順番に説明していきます。
ヘアケアオイル:朝の使い方
スタイリングや紫外線対策に使います。
髪の広がりやパサつきをおさえる効果があります。髪の中間から先の方に向けてヘアケアオイルをつけましょう。最後に前髪につけてヘアスタイルを整えます。
ドライヤーやヘアアイロンでスタイリングする際にも、摩擦や熱から髪を守ってくれます。
外出時に、顔の紫外線対策はバッチリでも、髪の紫外線対策はおろそかになりがちです。スタイリングと同時に、紫外線対策もできるため、一石二鳥ですね。
ヘアケアオイル:夜の使い方
シャンプーの前、シャンプーの後の両方で使用可能です。
シャンプー前 | シャンプー後 | |
---|---|---|
手順 | ヘアケアオイルをつけブラッシング | タオルドライ後に、ヘアケアオイルを塗る |
役割 | 汚れが落ちやすくなる静電気を防ぎ、髪を守る | ドライヤーの熱から髪を守る |
夜にケアすると、朝の髪の状態も扱いやすくなるでしょう。
頭皮ケアへの使い方
頭皮ケアで使用するヘアケアオイルは、天然由来の成分や、無添加のものを選びましょう。
頭皮のケアは、お風呂でシャンプー前におこないます。湯船に浸かりながらすると毛穴が開き、より効果が感じられるでしょう。
ケアの方法は下記5ステップです。
- 汚れを取るためにブラッシング
- オイルを手に取る(500円玉2〜3枚)
- 頭皮にオイルをつける
- 指の腹を使い頭皮をマッサージ
- シャンプーをしてオイルを流す
マッサージをする際は、毛穴の中の皮脂汚れを浮かすイメージで、優しくマッサージをしてください。ゴシゴシ擦るのはやめましょう。
ヘアケアオイルの選び方3選
ヘアケアオイルを選ぶ基準は下記3つです。
- 髪質に合わせて選ぶ
- 仕上がりの質感(テクスチャー)で選ぶ
- 成分にこだわって選ぶ
順番に説明しますので、お好みの方法でヘアケアオイルを選んでみてくださいね。
1.髪質に合わせて選ぶ
ヘアケアオイルには「しっとり」と「サラサラ」タイプがあります。
【髪質別ヘアケアオイルのタイプ】
しっとりタイプが向く髪質 | サラサラタイプが向く髪質 |
---|---|
太い多い硬い傷みがちパサつきがち広がりがち | 細い少ないやわらかい絡まりやすい猫っ毛 |
髪にパサつきがあるけど、細くて少ない髪質の場合は、毛先にだけしっとりタイプをつけるなどで対応可能です。
2.仕上がりの質感(テクスチャー)で選ぶ
仕上がりの質感は、しっとりタイプとサラサラタイプがあります。
それぞれの特徴をまとめます。
【ヘアケアオイルのタイプ別の特徴】
しっとりタイプの特徴 | サラサラタイプの特徴 |
---|---|
ヘアケアに向く長時間続くうるおいツヤ髪しっとりと重たい感じ | 効果切れが早い乾きやすいサラッと軽い感じ |
ヘアケアには、しっとりタイプが向きます。しかし重たい感じが苦手な場合は、サラサラタイプを選ぶなど、好みのテクスチャーで選ぶとよいでしょう。
3.成分にこだわって選ぶ
ヘアケアオイルは、植物性・動物性・鉱物油の3種類があります。
【特徴】
植物性 | 動物性 | 鉱物性 | |
---|---|---|---|
抽出元 | 植物の種などから抽出 | 動物の皮下脂肪や内臓から抽出 | 石油から抽出(純度が高い鉱物油) |
メリット | サラサラしてるヘアケアに使いやすい | 髪のダメージ予防ダメージヘアの補修 | 値段が安い指通りがよいツヤ感しっとり感 |
デメリット | 酸化しやすい長期保存に向かない | 重たいベタっとした質感 | 髪に浸透しないコーティングのみシリコン含有 |
ヘアケアオイルとしては、植物性が使いやすいです。
その中でも特に、ホホバオイル・アルガンオイル・オリーブオイル・ツバキオイルはおすすめです。
【4つの植物性オイルのおすすめのポイント】
ホホバオイル | アルガンオイル | オリーブオイル | ツバキオイル | |
---|---|---|---|---|
髪への効果 | サラサラベタつかないツヤ | ハリコシツヤ | 髪に栄養ツヤ | しっとりまとまるツヤ |
役割 | 頭皮の汚れとりメイク落とし皮脂の役割を整える | 血行促進日焼け止め乾燥ケア | 血行促進乾燥予防 | 乾燥予防頭皮マッサージ |
ポイント | ワックスエステルでバリア機能アップ酸化しにくい低刺激 | 希少なオイルビタミンE含有 | 頭皮スッキリビタミンE含有オレイン酸含有食用と美容は違う(※美容用を使うこと) | 日本で昔から使われていたオレイン酸含有 |
ヘアケアオイルによくある質問
ヘアケアオイルは毎日使っても問題ないの?
はい、問題ありません。毎日のお使い頂けます。
ヘアケアオイルを使い、ドライヤーの熱や紫外線から髪を守り、ヘアカラーや白髪染めで傷んだ髪をケアしましょう。
毎日使うことで髪が重たく感じる場合は、2〜3日に1度にするなど使う頻度を減らしてみてくださいね。
ヘアケアオイルを塗るタイミングっていつがおすすめ?
使用する用途により変わります。
使用用途 | 髪の毛のケア | 頭皮ケア |
---|---|---|
使うタイミング | タオルドライした後スタイリング時 | シャンプー前シャンプー後 |
使用目的 | ドライヤーやヘアアイロンの熱から守る髪の広がりやパサつきを抑える | マッサージで頭皮の汚れをとる頭皮の乾燥予防 |
ヘアケアオイルはつけすぎたらダメなの?
つけすぎは、髪によくありません。
特にタオルドライ後につけすぎた場合は、髪が乾きにくくなります。半乾きの髪はキューティクルが剥がれやすくなり、髪がダメージを受けます。
つけすぎた場合の対処法は下記4点です
- 洗い流す
- タオルで拭く
- スタイリングにいかす
- ベビーパウダーを白くならない程度につける
ヘアオイルをつけると、まとまりがよくなるため、結んだり、ウェットヘアにしたりアレンジを楽しんでもよいですね。
おすすめのヘアケアオイル3選
髪や肌にも使える天然成分で優しいヘアケアオイルを3つ紹介します。
ナプラ N. ポリッシュオイル
(引用:ナプラ N.ポリッシュオイル)
天然由来の成分で作られたヘアケアオイルで、髪だけでなく肌にも安心してお使い頂けます。
ゴマ油・ホホバオイル・ヒマワリ種子油など天然オイルがたくさん配合されています。
香りは3種類です。香りにより少し効果は変わります。
ウッディフローラル系 | ウッディ系 | 柑橘系 | |
---|---|---|---|
香り | アーバンローズ | セージ&クローブ | マンダリンオレンジ&ベルガモット |
エモリエント効果(シアバター) | ◯ | ◯ | ◯ |
保湿成分(植物性フラーレン) | ◯ | ◯ | − |
ダメージを抑える(インカナッツオイル) | ◯ | − | − |
価格 | 150ml 3,400円(+税)30ml 1,200円(+税) | 150ml 3,400円(+税)30ml 1,200円(+税) | 150ml 3,400円(+税)30ml 1,200円(+税) |
口コミでは、「乾燥にいい」「香りがいい」と高評価です。お好きな香りをつけて、ヘアケアをしながらリラックスしましょう。
オリーヴの森【宇野千代ブランド】 美容オリーブオイル
(引用:オリーヴの森)
顔やボディにも使える天然オリーブ果実100%のオイルです。精製されたオリーブオイル100%で刺激が少なく、赤ちゃんでも使えます。
オリーブオイルには、ヒトの皮脂と似た性質があるため、ヒトの肌にも優しく馴染むでしょう。
1本で、ヘアケア、マッサージ、クレンジングなど幅広くお使いいただけます。
口コミでは「保湿にいい」「肌にやさしい」と人気があります。価格もお手頃価格なので嬉しいですね。
価格:80ml 3,170円(税込)/30ml 1,320円(税込)
サンナチュラルズ プレミアムホホバオイル(プレミアムピュアジェイオイル)
(引用:サンナチュラルズ、サンナチュラルズ(楽天市場))
肌、頭皮、髪にもおすすめのホホバオイルです。天然のホホバオイル100%なため、安心してお使いいただけます。
髪のパサつきや静電気を抑えるため、お出かけ前のスタイリングにもおすすめです。
皮脂成分と似たワックスエステルを豊富に含んでいるため、ヒトの肌にも馴染みがよく、頭皮のマッサージにもおすすめです。
口コミでは「サラッとしたつけ心地」「夜につけると翌朝肌がなめらか」と使いごこちも良さそうです。
ホホバオイルを使って、ハリやツヤのある髪を目指しましょう。
価格:10ml 1,980円(税込)40ml 5,720円(税込)120ml 10,780円(税込)
ヘアケアオイルの効果と選び方まとめ
ヘアケアオイルだからできる「髪の乾燥対策や保護」や「ヘアケアオイルがもつ効果や選び方」について解説してきました。
ヘアケアオイルは
- 乾燥ケア
- ダメージケア
- 頭皮の乾燥ケア
- 白髪や抜け毛ケア
- スタイリング
に使えます。
朝のスタイリング時に使えば、髪のパサつきを抑え、ヘアアイロン・ドライヤーの熱から、また紫外線からも髪を守ります。
夜に使えば、頭皮のケアに効果的です。またシャンプー後にドライヤーの熱から髪を熱から守ります。
少し手に取り髪に広げるだけの簡単なケアなので、ぜひ毎日のヘアケアに取り入れてみてください。
年齢とともにパサつく髪を、ヘアケアオイルでうるおいあるツヤ髪に導きましょう。