【2023年最新】オーガニックヘアケアで人気のブランドとおすすめ商品を紹介

【2023年最新】オーガニックヘアケアで人気のブランドとおすすめ商品を紹介

「オーガニックヘアケアって何すればいいの?」

「髪に優しいヘアケア商品が知りたい」

年齢とともに、髪は元気がなくなり、細くなってきます。

できれば、髪に負担をかけずに優しくヘアケアをしたいと考えている方もいるでしょう。しかし、実際何をすればいいのか、よくわかりませんよね。

本記事では、髪や肌に優しい「オーガニックヘアケア」についてまとめています。

  • オーガニックとは?
  • オーガニックとボタニカルの違いは?
  • オーガニックヘアケアで人気のブランドと商品紹介

オーガニックヘアケア初心者の方向けに、わかりやすく解説しています。

ぜひ最後までお読みください。

オーガニックヘアケアっていったい何のこと?

「オーガニック」って食材ではよく見かけるし耳にしますよね。では「ヘアケア」のオーガニックとはいったい何を指しているのでしょうか。

またお店でシャンプーを見ていると、最近「ボタニカル」と書かれている商品をよく見かけます。

自然派っぽくてとても良さそうに感じるけど「オーガニック」との違いがよくわからない方もいるでしょう。

本章では

  • オーガニック認定とは?
  • オーガニックとボタニカルの違い

について解説しています。順番にみていきましょう。

オーガニック認定とは?

オーガニックとは、農薬や化学肥料の使用量が基準値以下で栽培された植物のことを表します。

スーパーなどでも「有機栽培」「無農薬栽培」された野菜やお米などを「オーガニック」として販売されていますね。

日本では、ヘアケア用品などの化粧品に対して「オーガニック」を認定する機関はまだございません。

つまり、ヘアケア用品における「オーガニック」はとても曖昧で信ぴょう性にかける商品もあるのが現実です。

しかし世界では、オーガニックを認定する国際機関が存在し、日本で発売中の商品にも、認定された商品が数多く販売されています。

またオーガニック認定は

  1. 製品そのものに認定:開発・製造・販売までの全てを認定
  2. 製品の原材料のみを認定:有機以外の成分も含まれる場合もある

の2種類があります。製品そのものに認定がある商品なら、より安心できます。

主な国際認定機関を一覧にしました。オーガニック商品選びの際の参考にしてくださいね。

機関名特徴
コスモスヨーロッパの5団体(エコサート・コスメビオ・BDIH・イチェア・ソイルアソシエーション)で制定したオーガニックの国際認定制度5団体の規定を掛け合わせており厳しいオーガニック基準
エコサートフランス天然由来成分95%以上植物原料の95%がオーガニック全成分の10%がオーガニック
コスメビオフランス天然由来成分を95%以上全成分の10%はオーガニック
BDIHドイツ可能な限り植物原料を使用有機栽培・野生採取のみ使用
イチェアイタリア石油由来原料・合成シリコンなどの使用禁止
ソイルアソシエーション(英国土壌協会)イギリス肥料や栽培方法にまで厳しい基準
USDA(米国農務省)アメリカオーガニック原料100%・95%・70%割合別に3レベル
ネイトゥルーベルギーナチュラル・オーガニックな成分が配合製造段階での制限厳守

オーガニックとボタニカルの違い

オーガニックとボタニカルはどちらも英語からきています。

  • オーガニック(organic):有機体の、有機の、有機栽培の
  • ボタニカル(Botanical):植物の、植物学の、植物から採った

と全く違う意味も持っています。

つまり、オーガニックとは農薬や化学肥料の使用量が基準値以下で栽培された植物(=有機栽培)を表します。無農薬もオーガニックに属しますが、オーガニック=無農薬とはならないため注意しましょう。

ボタニカルは、有機栽培や無農薬などにとらわれず、植物が原料のものを指します。自然派というイメージが強く、オーガニックと似ている感じがします。しかし、ボタニカル=オーガニックではないため、間違わないようにしましょう。

オーガニックヘアケアシャンプーを選ぶための5つのポイント

下記5つのポイントを参考にオーガニックヘアケアシャンプーを選びましょう。

  1. 洗浄料がアミノ酸系のものを選ぶ
  2. 天然由来の成分が多く含まれているものを選ぶ
  3. 使い心地の良さで選ぶ
  4. 国産・海外産で選ぶ
  5. お悩みや目的別に選ぶ

順番に説明いたします。

洗浄料がアミノ酸系のものを選ぶ

アミノ酸系のシャンプーは、弱酸性で髪や頭皮に優しいです。髪のキューティクルなどのタンパク質を守りながら洗浄できます。

髪に優しい分、洗浄力はやや弱めで、頑固な汚れは落ちにくいです。少しヌルヌルとした感触を感じる場合もあるため、苦手な方もいるでしょう。

シャンプーの成分表示の前の方に

  • 〜グルタミン酸
  • 〜アラニン
  • 〜グリシン

などの記載があれば、アミノ酸系シャンプーです。

皮脂の落としすぎは、フケや痒みの原因になります。オーガニックヘアケアでは、ほどよく洗浄できるアミノ酸系シャンプーがおすすめです。

天然由来の成分が多く含まれているものを選ぶ

シャンプーの成分表示を見ると、天然由来の成分のほかに、合成化学成分が含まれている商品もあります。髪や頭皮に優しいのは、天然由来の成分です。

もちろん、全ての合成化学成分が悪いわけではありません。しかし、刺激が強い成分もあるため、できれば天然由来の成分が豊富な商品選びがおすすめです。

例えば、合成香料は、石油などが原料で作られており、かゆみや炎症が出る場合があります。また、皮膚から体内に入り、免疫力低下など健康被害が出る可能性もあります。

できれば、天然由来の成分が多い商品を選びたいですね。

使い心地の良さで選ぶ

オーガニックヘアケアシャンプーには、さまざまな種類があり、使い心地の好みは人により異なります。

  • 香り
  • 手触り
  • 泡立ち感
  • 仕上がり感(さらさら・しっとり)

などで、1番気に入ったシャンプー探しが大切です。

いくら成分がよくても、仕上がり感がキシキシしていたり、自分の好みではなかったり、またブラッシングしにくいなと感じるシャンプーもあるでしょう。

小さなストレスでも、シャンプーの度に感じるのは大きなストレスとなるため、負担なく使い続けられるシャンプーを見つけてください。

国産・海外産で選ぶ

日本には化粧品に対してオーガニック認定をおこなう機関がありません。少しでもオーガニック成分が使われていれば「オーガニック」として販売ができます。製品により、オーガニック度合いに差がある点がネックです。

しかし、オーガニック認定を取得していなくても国産の製品の場合「日本人の髪質・肌質」に合わせて作られているため、日本人に馴染みやすいです。

また、海外で「オーガニック」として販売されている製品は厳しい基準をクリアしているため、信頼感があります。ただし、香りなどが強い傾向にあり、苦手な方もいるでしょう。

日本で作られた製品でも、海外のオーガニック認定を取得している製品もあります。

お悩みや目的別に選ぶ

「頭皮や髪の状態・髪質」からオーガニックヘアケアシャンプー商品を選ぶ方法もオススメです。

おすすめの成分はほんの一例です。今回紹介した成分が含まれていなくても、他成分で役割を補っている場合があります。

悩み・髪質目的おすすめの成分
フケかゆみ対策用乾燥を防ぐ保湿アルガンオイルホホバオイルカミツレエキスハーブ(カモミール・パチュリー)
ダメージヘア用パサつきを抑える保湿アルガンオイルホホバオイルカミツレエキス
くせ毛用髪のうねりを抑えるココイルグルタミン酸TEA
硬い髪用髪のゴワつきを抑えるパサつきを抑える保湿アルガンオイルホホバオイルカミツレエキス
やわらかい髪用ハリ・コシを与えるゼイン(とうもろこし由来)シナモンジンジャー

オーガニックヘアケアシャンプーおすすめブランド5選

オーガニックヘアケアシャンプーのブランドから厳選した5つのブランドと、おすすめの商品を紹介していきます。

john masters organics(ジョンマスターオーガニック)

(引用:john masters organics

ジョンマスターオーガニックは、ニューヨーク生まれのヘアケア・スキンケアブランドです。

  • オーガニック成分を70%以上使用した商品のみを販売
  • 米国のUSDAのオーガニック認定基準をクリア
  • 動物由来の成分は(ハチミツ・ミツロウ除く)使用していない

「L&Rシャンプー N (ラベンダー&ローズマリー)」は美容院で使われていることも多く、美容師さんから人気があります。

パサついた髪や、髪の元気がなく悩んでいる方におすすめです。使い心地がよく、ツルツルな手触りになります。

優しい成分で作られているシャンプーのため、頭皮トラブルがある方にもおすすめです。

香りもよく癒されると評判で、思わず使ってみたくなりますね。

商品名L&Rシャンプー N 
香りラベンダー&ローズマリー
価格236ml 2,640円(税込)473ml 4,290円(税込)

COCOALUNE(ココアルネ)

(引用:COCOALUNE

ココアルネの「ドットエヌシリーズ」は「COSMOS ORGANIC」認定を取得したオーガニックヘアケアブランドです。

  • 商品自体に「COSMOS ORGANIC」認定を取得
  • 原材料の98%は自然由来の原料(内10%はオーガニック栽培の原料)
  • 動物由来の成分も使用していない
  • 動物実験もおこなっていない

「ドットエヌ ボリュームアップシャンプー」は、髪に優しいオーガニック成分のみで構成されています。頭皮のかゆみなどトラブルを抱えている方にもおすすめです。

ハーブ系の香りが爽やかな気分で心地よく、きめ細かい泡が地肌をすっきりと洗い上げてくれます。

テクスチャーの好みが分かれる傾向にあり、髪質によっては、もつれやキシキシ感を感じる方もいます。キシキシ感が耐えられない方は、トリートメントは他社製品を使うなど対策が必要かも知れません。

トライアルセットの販売があるため、まずは数日間お試しで使ってみるのもよいですね。

商品名ドットエヌ ボリュームアップシャンプー
香りハーブ系
価格250ml 3,080円(税込)トライアルセット 308円(税込)

THE PUBLIC ORGANIC(パブリックオーガニック)

(引用:THE PUBLIC ORGANIC

パブリックオーガニックは、東京初のオーガニックブランドです。

  • オーガニック認定は取得していない
  • 日本製(日本人の髪質に合う)
  • 99%天然由来成分から作られている

「スーパーシャイニー 精油シャンプー」は髪がパサついている方、髪がまとまらない方に特におすすめです。

翌朝の潤いあるツヤ髪を実感してみてください。しっとりとまとまった髪は寝癖もつきにくく、朝のスタイリングもラクになるでしょう。

香りの好き嫌いが分かれる傾向にあります。森林のようなスッキリとした香りに感じる方もいれば、臭いがキツすぎて無理だと感じる人もいます。

トライアルセットでお試ししてみるとよいでしょう。

商品名スーパーシャイニー 精油シャンプー
香り精油100%(ベルガモット&マグノリア)
価格480ml 1,793円(税込)
1dayトライアルセット 154円(税込)

ORIENSTELLA (オリエンステラ)

(引用:ORIENSTELLA

オリエンステラは「COSMOS ORGANIC」を取得しています。

  • 商品自体に「COSMOS ORGANIC」認定を取得
  • 原材料の98%は自然由来の原料

成分ではなく商品自体にオーガニック認定があるのは、高い安心感がありますね。

頭皮と髪の両方に、潤いとハリを与えてくれるクランベリーオイルや椿油が入っているシャンプーです。乾燥肌の方や、優しく頭皮を洗いたい方におすすめです。

仕上がり感はサラサラとした感じのため、しっとりした仕上がりを求める方には向かないかも知れません。

甘く芳醇なローズ系の香りは、少し好みが分かれる傾向にあります。

商品名gemma ORGANICS Shampoo W
香りオリジナルリッチローズの香り
価格300ml 4,125円(税込)

HANA ORGANIC(ハナオーガニック)

(引用:HANA ORGANIC

ハナオーガニックは「COSMOS ORGANIC」の認定を取得しています。

  • 原材料の98%は天然由来の成分(内11%はオーガニック栽培植物)
  • 一部、合成成分を使用

天然由来の成分だけでは、泡立ち不足だったり、仕上がり感がよくなかったりします。ハナオーガニックは、一部、合成成分を使用することで、オーガニックシャンプーでよくあるお悩みを解決しています。

「HANA ORGANIC リセットシャンプー」は、髪がパサつき、ハリやコシのない髪の方や、髪のボリュームが少なくなってきた方におすすめのシャンプーです。

シャンプーにリンス効果のある成分が含まれているため、毎日トリートメントをしなくても、シャンプー1つで対応できます。面倒くさがりな方にもよい商品です。

商品名HANA ORGANICリセットシャンプー
香り花製油
価格280ml 4,070円(税込)

オーガニックヘアケアオイルおすすめブランド3選

オーガニックヘアケアオイルから厳選した3つのブランドと、おすすめの商品を紹介していきましょう。

ヴェレダ 「オーガニック ヘアオイル」

(引用:ヴェレダ

ヴェレダ 「オーガニックヘアオイル」は、NATRUE(ネイトゥルー)のオーガニック認定を受けています。天然由来の成分のみで作られたヘアケアオイルです。

ずっしりと重ためなテクスチャーのため、サラサラ感のあるオイルが好きな方には向かないかも知れません。

パサつきがちな髪の方や、まとめ髪が好きな方におすすめのヘアケアオイルです。

髪をしっとりさせてくれるため、シャンプー前のヘアパックとして使うのもおすすめです。

ただ1点デメリットがあります。使い方に気をつけないと、オイルがドバッと出てきます。容器の仕様なので、使う時に気をつけて対策しましょう。

商品名ヴェレダ 「オーガニック ヘアオイル」
香りローズマリー
価格50ml 定価2,640円(税込)

プロダクト 「ヘアシャインセラム」

(引用:プロダクト

プロダクト 「ヘアシャインセラム」は、5つの天然成分のみで作られており、USDAオーガニック認証を受けています。

スプレータイプの髪の美容液で使いやすいです。

乾いた髪に使うのではなく、タオルドライ後にスプレーし、ドライヤーで乾かします。まるで、美容院で髪をセットしてもらえたような、サラサラヘアを自宅でも実感できるでしょう。

髪を落ち着かせてくれるため、アホ毛で悩まれている方にも一度試して頂きたいアイテムです。

香りの好みが「爽やかでいい香り派」と「少し油臭い派」に分かれる傾向にあります。

商品名プロダクト 「ヘアシャインセラム」
香りラベンダー
価格50ml 定価2,200円(税込)

ナプラ 「N. ポリッシュオイル」

(引用:ナプラ

ナプラ「N. ポリッシュオイル」は天然由来の成分のみで作られています。乾いた髪につけると潤いとツヤ感が増します。

しっとりまとまりよく仕上がるため、くせ毛の方や、髪が広がりやすい方には特におすすめのアイテムです。

天然成分100%だからこそ、髪だけでなく肌にも優しく使える魅力いっぱいのヘアオイルです。

商品名N. ポリッシュオイル
香りマンダリンオレンジ&ベルガモット
価格150ml 定価3,740円(税込)30ml 定価1,320円(税込)

オーガニックヘアケアでおすすめのブランドまとめ

オーガニックヘアケアについてや、人気のブランドや商品を紹介してきました。

日本にはオーガニック認定をする公式な機関はございません。そのため、商品によりオーガニック基準が曖昧で信ぴょう性にかける商品も存在しているのが現実です。

しかし、日本で販売している製品にも世界のオーガニック認定を取得しているブランドはたくさんあります。心配な方はオーガニック認定商品を選ぶとよいでしょう。

オーガニックヘアケアシャンプーを選ぶポイントが5つあります。

  1. 洗浄料がアミノ酸系
  2. 天然由来の成分が多い
  3. 使い心地の良さ
  4. 国産・海外産で選ぶ
  5. お悩みや目的別に選ぶ

オーガニックヘアケアシャンプーは、オーガニックではない商品に比べ、少しお値段はあがってしまいます。しかし、年齢とともに弱く細くなっていく髪を守ってあげられるの自分自身です。

毎日使うシャンプーだからこそ、自分に合う、髪にも肌にも優しいシャンプーを選んでみませんか。

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監修者情報
美容師歴13年の高木綾です。 日々美容師としてお客様一人ひとりに合わせた ヘアスタイルのご提案をさせて頂いております。 大好きな美容やファッションの知識を取り入れながら、 お客様に寄り添い今以上にオシャレで1番輝ける姿を 引き出すお手伝いをさせて頂いております。
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