
正しく洗えば長持ち!ウィッグの洗い方&専用シャンプー完全ガイド
ウィッグは、見た目の印象を大きく左右する大切なアイテム。でも「洗い方がわからない」「シャンプーは何を使えばいいの?」とお悩みの方も多いのでは?
この記事では、ウィッグの正しい洗い方とシャンプー選びを徹底解説。ウィッグ初心者から愛用者まで役立つ、毛質別の洗い方やおすすめのシャンプー、長持ちさせるコツまで徹底解説します。あなたのウィッグライフがもっと快適になるヒントがきっと見つかります!
目次
ウィッグの洗い方が重要な理由
ウィッグは直接肌に触れるアイテム。
ですので汗や皮脂、空気中の汚れを吸着しやすい性質を持ちます。そのまま放置すれば、見た目の劣化や不快なにおいの原因に。逆に、頻繁に洗いすぎても繊維の劣化や脱毛が進み、寿命を縮めてしまう恐れがあります。
また、ウィッグの用途ごとに清潔さの重要性は異なります。医療用ウィッグは衛生面が何より大切となり、おしゃれ用やコスプレ用は美しい見た目を保つことが必須です。したがって、正しい頻度と方法で洗うことがウィッグを長く快適に使い続けるカギとなります。
ウィッグ種類別「正しい洗い方の基本」
ウィッグはその素材によって最適な洗い方が異なります。ここでは「人工毛」「人毛ミックス」「人毛100%」の3タイプに分けて、それぞれの基本的な洗い方を紹介します。
以下の表にウィッグの素材別で洗い方の違いをまとめました。
素材 | シャンプー | 洗い方 | 乾燥方法 | 仕上げケア |
人工毛 | 専用シャンプー | 押し洗い | 自然乾燥 | ケアミスト |
人毛ミックス | 専用or市販シャンプー | 押し洗い | 自然乾燥・冷風 | オイル・ケアミスト |
人毛100% | 専用or市販シャンプー | 押し洗い | 自然乾燥・冷風 | オイル・トリートメント |
ウィッグを洗う際、素材に関わらず共通で必要な準備と注意点があるので、まずはそれらをチェックしましょう。
ウィッグを洗う前に必要な準備
「準備ってなんだか面倒そう…」と思われるかもしれませんが、特別な道具は必要ありません。おうちにあるものでも代用できることが多いので、安心してください。ちょっとした準備をしておくだけで、ウィッグをより優しく、きれいに洗うことができます。
それでは、ウィッグを洗う前に揃えておきたいアイテムをご紹介します。
ウィッグ専用ブラシやくし
まずは、洗う前のブラッシングが大切なステップです。ウィッグ全体を毛先から優しくとかして、ほこりやゴミ、絡まりを取り除きましょう。
ポイントは「力を入れすぎないこと」。絡まりを無理に引っ張ると毛が抜けたり切れたりする原因になるので、ゆっくり丁寧にとかしてください。
専用ブラシがない場合は、目が粗めのくしでも代用できますが、できれば静電気が起きにくい素材のものを選ぶといいでしょう。
ウィッグ用シャンプー・コンディショナー(リンス)
ウィッグはデリケートな素材でできているため、専用のシャンプーやコンディショナーの使用がおすすめです。特に人工毛の場合は、普通のシャンプーでは傷みやすいので注意が必要です。
人毛ウィッグの場合は、市販のシャンプーでも対応可能ですが、洗い残しがないようにしっかりすすぐのがコツ。ぬるま湯を使うと泡切れもよくなります。
洗面器や桶
ウィッグ全体がしっかり浸かるサイズの洗面器や桶を用意しましょう。家にあるボウルやバケツでも代用できます。
深さがある方が、洗うときに水が飛び散らずに済むので、後片付けも楽になります。
タオル
吸水性の良いタオルを2枚ほど準備しましょう。1枚は洗った後に水気をとるため、もう1枚は乾かすときに下に敷く用として使えます。
ポイントは、「ゴシゴシこすらない」こと。ポンポンと優しく押さえるようにして水分を取るのが、ウィッグを傷めないコツです。
ウィッグスタンド
自然乾燥させるときに便利なのがウィッグスタンドです。型崩れを防ぎながら乾かすことができるので、1つ持っておくととても便利。風通しのよい場所に置いて乾かすと、ニオイも残りにくくなります。
ウィッグスタンドがない場合は、丸めたタオルの上にそっと置くだけでもOKです。
ケアミストやヘアオイル
仕上げにケアミストやヘアオイルを使うことで、ウィッグの手触りがぐっとよくなります。静電気を防いだり、乾燥によるパサつきを防ぐ効果もあります。
特に人毛やミックス毛(人工毛+人毛)を使っている方は、定期的に保湿ケアをすることで、ウィッグが長持ちします。
これらの準備をしておけば、初めての方でも安心してウィッグを洗うことができます。道具やケア用品は、ウィッグの素材やメーカーの取り扱い説明書に従って選ぶことが大切です。無理せず、自分のペースでお手入れしてみてくださいね。
ステップ別 ウィッグの洗い方(初心者向け)
「ウィッグを洗うのって難しそう…」「失敗して傷んだらどうしよう」と不安な方も多いと思います。でも大丈夫。正しい手順を知っていれば、誰でも自宅で簡単にきれいにお手入れできます。
ここでは、初心者の方でも安心して実践できるように、ウィッグの洗い方をステップごとに分かりやすく解説します。必要以上に時間もかからないので、ぜひ試してみてくださいね。
ブラッシングで絡まりをとる
洗う前に必ず行いたいのが、全体のブラッシングです。毛先から少しずつ優しくとかして、ホコリや絡まりをとり除きましょう。
無理に引っ張ると毛が抜けてしまう原因になるので、「やさしく・丁寧に」がポイントです。
毛先→中間→根元の順番でブラッシングすると、スムーズに整います。
シャンプー液を作る
洗面器や桶にぬるま湯(約30〜35℃)を張り、ウィッグ専用シャンプーを適量(1〜2プッシュ程度)入れて、泡立てておきます。
熱すぎるお湯はウィッグを傷める原因になるので注意してください。
ウィッグをやさしく洗う
泡立てたシャンプー液の中にウィッグをゆっくり沈め、手で軽く押し洗いします。こすったり揉んだりせず、ウィッグ全体を「ゆらゆら」揺らすようなイメージで洗うのがコツです。
絡まりがひどい場合は、指でやさしくほどくといいでしょう。
洗いながら「泡が濁ってきたな」と感じたら、一度お湯を替えましょう。
しっかりすすぐ
泡がなくなるまで、ぬるま湯を2〜3回替えながらすすぎます。泡が残っているとごわつきの原因になるので、丁寧に流しましょう。
すすぐときも、ゴシゴシはNG!優しく水の中でゆらすようにしてください。
コンディショナーで保湿ケア
すすぎ終わったら、もう一度きれいなぬるま湯に専用のコンディショナー(またはリンス)を入れて、同じようにウィッグを浸します。2〜3分置いたら、軽くすすいで完了です。コンディショナーはつけすぎないように。ぬるま湯に溶かして使うのが基本です。
タオルで水気をとる
洗い終わったウィッグは、乾いたタオルの上に広げ、上からもう1枚のタオルでやさしく押さえて水分を吸い取ります。
ここで絶対にしてはいけないのが「絞る」こと。ウィッグの形が崩れてしまうので、タオルドライはポンポンと押さえるイメージで。
自然乾燥させる
タオルドライしたウィッグをウィッグスタンドにセットし、風通しの良い日陰で自然乾燥させます。ドライヤーを使いたくなるところですが、熱で変形することもあるため、なるべく自然乾燥がベストです。
人毛ウィッグの場合は、低温でやさしくドライヤーを使ってもOKですが、乾かしすぎには注意してください。
仕上げの保湿・整え
乾いたあとは、ケアミストやヘアオイルを使って保湿をしておきましょう。軽くスプレーするだけで、静電気やパサつきも防げて、ツヤ感もアップします。
最後にブラシで整えれば、洗いたてのふんわり感が戻ります。
洗う頻度とタイミング
「ウィッグってどのくらいの頻度で洗えばいいの?」と迷う方も多いですよね。毎回洗う必要はありませんが、使い方や着用時間に応じて、ちょうどいいタイミングで洗ってあげることが大切です。
ウィッグを洗いすぎると、毛の傷みや型崩れの原因になることもあるので、まずは目安を知っておきましょう。
使用頻度別の洗うタイミング
ウィッグの使用状況によって、洗う頻度は変わります。
以下の表にまとめました。
使用状況 | 洗う目安の頻度 |
毎日フルで着用(通勤・外出) | 1週間に1回程度 |
週に数回の着用(短時間) | 2〜3週間に1回 |
イベントやお出かけ時のみ使用 | 使用後または月1回程度 |
ウィッグの素材や使用環境にもよりますが、「汗をかいた」「においが気になる」「整髪料がついた」などのサインが出たら、洗うようにすると清潔に保てます。
汚れやニオイが気になったら
気温が高い季節や、長時間の使用後は、どうしても汗や皮脂、外気のニオイが付着しやすくなります。そんなときは、軽くブラッシングしてからリフレッシュミストを吹きかけるだけでも気になるニオイを軽減させることができます。軽いケアで十分な場合もありますよ。
頻繁に洗えないときのケア方法
忙しくてなかなか洗う時間が取れないときは、次のような簡単ケアでもOKです。
湿気を避けて保管
通気性の良い場所に置きましょう。
着用後はすぐブラッシング
汚れや絡まりをそのままに放置しないようにしましょう。
人毛ウィッグと人工毛での違い?
素材によっても洗うタイミングに少し違いがあります。
人毛ウィッグは、皮脂や汚れを吸着しやすいため、比較的こまめに洗ったほうが清潔に保てます。
一方、人工毛(耐熱ファイバーなど)は、あまり頻繁に洗うと劣化しやすいため、必要に応じて洗いましょう。
迷ったときは「におい」と「手触り」で判断
実際のところ、ウィッグの使用頻度は人それぞれ。迷ったときは、次の2つをチェックしてみてください。
- においが気になるか?
- 毛の手触りがゴワゴワしていないか?
この2つのどちらかに当てはまったら、そろそろ洗いどきのサインです。
「清潔に保ちたいから毎回洗いたい」と思う気持ちもわかりますが、ウィッグは“洗わない時間”も大切なメンテナンスタイムです。過度なお手入れはかえって寿命を縮める原因にもなるので、ほどよい頻度でケアしてあげましょう。
無理なく、自分のライフスタイルに合わせてお手入れを続けていけるのがベストです。習慣にしてしまえば、ぐんとラクになりますよ。
ウィッグ専用シャンプー&トリートメントの選び方
「ウィッグ用って、普通のシャンプーとどう違うの?」「たくさん種類があって迷う…」という声をよく聞きます。確かに、初めて選ぶときは戸惑いますよね。でも大丈夫。ポイントをおさえれば、素材に合った“ウィッグにやさしい”ケア剤を簡単に選べます。
大切なのは、ウィッグの素材に合わせて選ぶことと、髪や頭皮用とは違う成分バランスに注目することです。
基本は「ウィッグ専用」を選ぶのが安心
ウィッグは、自分の髪と違って皮脂の分泌がないため、シャンプーやトリートメントも油分や保湿成分が強すぎないものがいいでしょう。市販のヘアケア製品は人の髪用に作られているため、ウィッグには刺激が強いこともあります。
特に人工毛(ファイバー系)には、専用シャンプーを使うのが鉄則です。静電気を抑えて、ツヤ感をキープしてくれる成分が入っているものを選びましょう。
人毛ウィッグなら低刺激の市販品もOK
人毛ウィッグの場合、地毛に近い性質をもっているため、ノンシリコンやアミノ酸系の優しいシャンプーで代用することも可能です。
ただし、ポイントが2つあります。
しっかりすすげるタイプのもので、保湿しすぎないものを選びましょう。
しっかりすすげると劣化の原因になる洗い残しを防げますし、保湿しすぎないものだと重くなってボリュームが出にくくなることも避けることができます。
また、「赤ちゃんにも使える」「敏感肌向け」と書かれた低刺激タイプを選ぶと安心です。
トリートメントは“しっとりしすぎない”ものを
トリートメントやリンスは、ウィッグをまとまりやすくし、摩擦ダメージを防いでくれる大事なアイテム。ただし、市販の“しっとり系”は重たくなりやすいので注意が必要です。
ウィッグ専用のトリートメントやスプレータイプのアウトバスケアなど、軽い仕上がりのものを選ぶのがおすすめです。
静電気・乾燥が気になるときはケアミストも活用
乾燥しやすい季節や、ウィッグがパサつきやすいと感じるときは、ケアミストやプレミアムオイルをプラスするのも効果的。
人工毛用には静電気を防ぐタイプ、人毛やミックス毛用には保湿力の高いミストが相性がいいでしょう。
ドライヤー前や仕上げに使うと、手触りがやわらかくなり、ツヤ感もアップします。
ウィッグ専用シャンプー&トリートメント おすすめメーカー3選
「どのメーカーのケア用品を選べばいいのか分からない…」という方も多いのではないでしょうか?特に初めてウィッグを手にした方にとっては、何を基準に選ぶか、そもそも何が違うのかもピンとこないかもしれませんね。
でもご安心ください。実は、ウィッグ専用のシャンプー&トリートメントは、目的や仕上がりごとに特徴がはっきりしているので、いくつかのおすすめメーカーを知っておくだけでも、選びやすくなりますよ。
ここでは、初心者にも扱いやすく、評価の高い人気メーカーをピックアップしました。
アデランス(フォンテーヌ )
業界大手の信頼感と、初心者にやさしい使用感が魅力です。
- ウィッグ専門ブランドならではの品質で、人工毛・人毛ミックス・人毛100%すべてに対応。
- 洗浄力はややしっかりめ。さっぱりとした仕上がりで汗やニオイが気になる方にもおすすめ。
- 爽やかなオレンジの香りが心地よく、静電気を防ぎながらまとまりの良い髪に仕上がるのが特徴。
「初めてだから定番で選びたい」「きちんと洗えて安心できるものがいい」そんな方にぴったりです。
Brightlele(ブライトララ)
日本製・オールインワンでお手入れも簡単です。
- シャンプーとトリートメントが1本にまとまったオールインワンタイプもあり、時短派の方にも好評。
- 静電気やテカリ、絡まりを抑える成分が含まれていて、人工毛にも人毛にも対応。
- 消臭効果もあるので、ウィッグを日常使いする方に特におすすめ。
「できるだけシンプルにケアしたい」「コスパも重視したい」という方に向いています。
クラッセ
コスプレウィッグから普段使いまで対応、手ごろさが魅力!
- 軽やかでサラサラの仕上がりが好評。ツヤ感も自然で扱いやすいのが特徴。
- 手に取りやすい価格帯なので、まずは試してみたい方や、複数本持っている方にも人気。
- デリケートな色味のウィッグや、毎日使うタイプにも安心して使えるバランス設計。
「毎回丁寧にケアしたい」「コスパよくいろんなケア用品を揃えたい」そんな方におすすめです。
その他の注目ブランド
その他の注目ブランドは以下の通りです。
Loco Loco(ロコロコ)
ミストタイプでスプレーするだけの簡単ケア。忙しい朝にも使いやすいアイテムが揃っています。
ミリカブックス
ウィッグメーカーが開発したオイルタイプの集中ケア用品。パサつきやダメージが気になるときにおすすめ。
「いろいろ買いそろえるのは大変…」という方は、まずはウィッグ専用のシャンプー&トリートメントのセットを1つ持っておくのがおすすめです。成分の相性も良く、迷わず使えるのでお手入れのハードルがぐっと下がりますよ。
お手入れに慣れてきたら、自分好みの香りや使用感のものを少しずつ試してみるのも楽しいですね。
やってはいけないNG行動
ウィッグの正しい洗い方を実践するのはとても大切ですが、やってはいけないNG行動についても知っておくことで、より安心してお手入れができます。
知らずにやってしまいがちな行動が、ウィッグの傷みや寿命の短縮につながることも。ここでは、ウィッグを長く美しく保つために避けるべきポイントをまとめました。
もみ洗いやこすり洗いはNG
ウィッグをゴシゴシ洗ってしまうと、毛の絡まりや型崩れ、素材のダメージにつながります。特に人工毛は繊細なので、優しく押し洗いを心がけましょう。
熱湯の使用は厳禁
ウィッグに熱湯をかけると、形状記憶が取れたり、人工毛が縮れてしまうことがあります。特にカール付きやスタイルが決まっているウィッグには注意が必要です。ぬるま湯(30℃前後)がベスト。
シャンプー原液を直接つけない
原液をそのままウィッグに使うと、洗剤の成分が強すぎて傷みや色ムラの原因に。必ず水で薄めてから使いましょう。バケツに溶かして泡立てる方法がおすすめです。
ドライヤーの熱風を直接当てない(耐熱性でない場合)
耐熱性がないウィッグにドライヤーを当てると、毛が縮れたり、溶けて変形する可能性があります。耐熱仕様のウィッグ以外は、自然乾燥が基本です。
濡れたままのブラッシング
濡れているウィッグはとてもデリケート。ブラッシングをすると毛が切れたり、絡みがひどくなったりすることも。タオルドライでしっかり水分を取ったあと、半乾きの状態でやさしく整えるのがコツです。
毎日洗うのは逆効果
「清潔に保ちたい」と思って毎日洗うのは逆効果。頻繁な洗浄はウィッグの繊維に負担をかけ、劣化が早まる原因になります。毎日使う場合でも、5〜10日に一度の洗浄が目安です。
洗った後のケアと正しい保管方法
ウィッグを洗ったあとは、乾かし方や保管方法もとても大切です。せっかく丁寧に洗っても、保管が雑だと型崩れや臭い、カビの原因になってしまいます。
以下のポイントを意識すれば、お気に入りのウィッグを美しく、清潔にキープできますよ。
しっかり乾かすことが第一
洗ったウィッグは、完全に乾燥させてから保管するのが鉄則です。湿ったままだと、カビや嫌な臭いが発生しやすくなるので注意しましょう。
風通しのよい日陰で、自然乾燥がおすすめです。急いで乾かしたいときも、耐熱性のないウィッグにはドライヤーを使わず、扇風機などを活用しましょう。
ウィッグスタンドを使って形をキープ
乾かすときや保管時は、ウィッグスタンドにかけると型崩れ防止になります。特にスタイルが決まっているウィッグや、カールが入ったタイプは立体的に保管できるので、次に使うときに整えやすくなります。
ホコリ&日光対策も忘れずに
保管時には、ハンカチや薄手の布で軽く覆ってホコリを防ぐのがポイント。また、直射日光や高温多湿の場所は避けて、風通しのよいところで保管しましょう。
クローゼットや棚に置く場合も、乾燥剤を一緒に入れておくと安心です。
よくある質問Q&A
Q. どうしても絡まってしまうときは?
どうしても絡まってしまうときの対処法は ウィッグ用スプレーや専用オイルを使用し、ピンブラシで優しく解くといいでしょう。
絡まりは放置すると悪化し、ウィッグの寿命を縮める原因になります。焦らず丁寧にケアし、日頃からのブラッシングと保湿ケアで絡まりを予防しましょう。
Q. 旅行先で洗えない場合はどうする?
旅行先でウィッグを洗えない場合の最適な対策は、ウィッグ専用のデオドラントスプレーやケアミストを使ってニオイや不快感を抑えることです。これらのスプレーはウィッグのベース部分に吹きかけることで、汗や外部のニオイを軽減し、清潔感を保てます。
さらに、インナーキャップを複数枚持参してこまめに交換することで、ウィッグ本体への汗や皮脂の付着を防ぎ、快適に過ごせます。また、ウィッグを外せるタイミングがあれば、内部や頭皮をタオルや除菌シートで拭き取るのも効果的です。
Q. ウィッグの臭いが取れない…対処法は?
通気性の良い場所で陰干しし、専用消臭スプレーの使用をおすすめします。
それでも取れない場合は洗浄方法や保管環境を見直すといいでしょう。
これらの方法を試しても臭いが残る場合は、ウィッグ自体が劣化している可能性もあるため、その時は買い替えも検討しましょう。
まとめ
あなたのウィッグ、正しく洗えていますか?
ウィッグの寿命と美しさは、日頃の洗い方に大きく左右されます。素材や用途に合わせた適切なケアを習慣化することで、常に快適で美しいウィッグライフを維持できます。正しいシャンプー選びと丁寧な洗浄を心がけて、大切なウィッグを長持ちさせましょう。

ウィッグはかなりデリケートなアイテムです。しっかりとケアを行うことで、ウィッグの持ちは変わり、見た目の質感や艶感も変わります。人と同じようにしっかりケアを行って欲しいのですが、人と全く同じケア方法ですると相性が良くないものもあるので、しっかりとこのページを見て、お手持ちのウィッグに合った方法を調べてから使用しましょう。

監修者
眞子 桂子(まなご けいこ)
美容ケアの専門家/医療美容師/セラピスト芸人【千と桂】katsuraco
東松山市應援團(親善大使)
薄毛・脱毛症などの見た目の悩みを抱える方々に寄り添い、独自の美容療法を展開。髪や肌、心のケアを重視し、似合わせウィッグの提供や頭皮ケア、健康相談を行う。また、自身の経験を基に東洋医学や心理学を学び、2015年に髪と肌、心の相談室「KAMI結」を設立。2017年には外見の悩みを抱える方々のためのプライベートサロンを開業し、訪問美容やアピアランスケアにも力を注いでいる。
さらに、「美容で生きる力を届ける」をテーマに講演活動を行い、映画『あなたへつなぐものがたり』を製作。2022年には完成披露上映会を開催するなど、多方面で活躍中。
役職
- 一般社団法人 医介連携いきがい協会 代表理事
- KAMI結 代表
- NPO法人 福祉ケアサポート理美容協会 理事
- あなたへつなぐプロジェクト 実行委員長