【初心者向け】ウィッグをカットしてもっと自然に!7つのポイントを解説
「ウィッグを自分でカットしても大丈夫?」
「ウィッグのカット方法が知りたい」
ウィッグの前髪が長過ぎたり、自分のイメージと違ったりすることってありませんか?自分に似合う、イメージ通りのウィッグにならないかと思っている方もいるでしょう。
本記事では、ウィッグを自然にみせるための7つのカット方法を詳しく解説しています。
さらに、カットで失敗しないための3つのコツも紹介しています。
「ウィッグで似合わせカットしてみたい!」「お気に入りのウィッグをアレンジしてみたい!」と思っている方に特におすすめの内容です。
ぜひ最後までご覧いただき、参考にしてください。
目次
ウィッグのカットでベストなタイミング
ウィッグのカットの最適なタイミングは、使用状況や変化に応じて異なります。
例えば、以下のようなタイミングが考えられます。
- 新しいウィッグを購入した時
- オーダーメイドウィッグを作った時と髪型が変わり合わなくなった時
- ウィッグの毛先のダメージが気になる時
購入したウィッグがイメージと違い自分に合わなかったり、思ってた長さと違ったりする場合は、顔の形や好みに合わせてカットしましょう。
使用していくうちに、絡まったり、広がりがひどくなったり、手触りが悪くなったりした場合にも毛先をカットして整えるとよいです。
そのほかにも、トレンドや季節、気分の変化に合わせてスタイルをリニューアルしたい場合にも思い切ってカットしてみましょう。
ウィッグを自宅でカットする時に準備するもの
ウィッグをカットする時に、あると便利なツールがあります。基本的には地毛をカットする時と同様のものが必要です。しかし、ウィッグ専用のツールも存在するため、使い分けするとよいでしょう。
ボリュームの多いウィッグをカットする際は、霧吹きで水分を軽く与えると、より取り扱いやすくなります。
カットに適したツールを順番に紹介します。
クシ・ブラシ
(引用:楽天市場ウィッグ用お手入れアイテム コームブラシ)
価格:462円(税込)
▶︎販売ページ:ウィッグとアクセサリーのレガロ神戸
ウィッグ専用のコームやブラシは静電気が発生しにくく、ウィッグの素材を傷つけずに扱えます。また、先がとがっているコームなら、細かい部分の調整に大変役立ちます。
カット以外でも、ウィッグを長持ちさせ、きれいな仕上がりを保ちたいなら、必須アイテムとなるでしょう。
ハサミ・すきバサミ
(引用:楽天市場【プロ美容師が監修】 散髪 はさみ ヘアカット ハサミ セルフカット)
価格:2,190円(税込)
▶︎販売ページ:KnightRise
ウィッグカットやスタイリングには、適切なツールの選択が必要です。長さの調整には髪用ハサミ、ボリュームを減らしたり、毛先を自然に見せたり、軽さを出す際にはすきバサミを使用しましょう。
ハサミの持ち方は、その形に合わせて親指と薬指を入れ、小指をかけます。親指だけを動かしながら切ると、刃が安定し、まっすぐに切れます。
適切なツールと技術で、ウィッグの美しい仕上がりを手に入れましょう。
ヘアクリップ・ダッカール
(引用:楽天市場クリップ 美容業界 特許 ダッカール 日本製)
価格:1,430円(税込)
▶︎販売ページ:アクセサリー イーセレクト
効率的にウィッグをカットするには、ブロック分けが必要となります。その際、ヘアクリップやダッカールはカットしない部分をきちんと留めておくのに大変便利です。
短時間でカットしたい場合や、急いで作業を進める必要があるときは、以下の3ブロックに分けるとよいでしょう。
- 前髪
- 上後ろ髪
- 下後ろ髪
一方、より丁寧なカットを行いたい場合は、以下の5ブロックに分けると、整理された状態で作業を進められます。
- 前髪
- 左サイド
- 右サイド
- 上後ろ髪
- 下後ろ髪
ヘアクリップやダッカールの使用で、必要部分だけをカットできるためスムーズなヘアカットが実現できるでしょう。
ケープ
(引用:楽天市場ジャンボ散髪マント コジット 散髪ケープ)
価格:1,870円(税込)
▶︎販売ページ:キングべア
前髪をカットする時は、ケープが役立ちます。作業をスムーズに進める上で欠かせないアイテムと言えるでしょう。
前髪のカットでは、ウィッグを装着してカットを行う場面が多いです。ケープの使用で、落ちる髪の毛が散らばりにくなり、衣服や床が汚れるのを防ぎます。
ケープを使用すれば、より効率的で清潔なカット作業が実現できるでしょう。
ヘッドマネキン・ウィッグスタンド
(引用:楽天市場【 2個セット 】 ウィッグスタンド ロング)
価格:1,350円(税込)
▶︎販売ページ:SHOP KURANO
前髪以外の部分を整えるときには、ヘッドマネキンやウィッグスタンドがあるとカットがしやすくなるでしょう。
これらのツールの使用で、ウィッグの形を崩さずにしっかりと固定でき、安定した状態でカットが進められます。
もし、あなたがショートからロングまでさまざまな長さのウィッグを持っている場合、ロング用のヘッドマネキンやウィッグスタンドを選びましょう。ロングヘア用は、どのような長さのウィッグにも対応できるため便利です。
前髪のカットに関しては、ウィッグを実際に着用して行うのがおすすめです。
ウィッグを自然に見せる7つのカット方法
ウィッグを使用する際、見た目の自然さは非常に重要です。しかし、購入直後のウィッグが自分の顔かたちに合っているとは限りませんよね。
そこで、今回はウィッグをより自然に、より魅力的に見せるための7つのカット方法を紹介します。
基本のカットラインの決め方から、プロの美容師に任せる方法まで詳しく解説します。順番にみていきましょう。
カットラインを決めて均等にカット
自然な仕上がりを目指すなら、ウィッグのカットはおすすめです。カットラインを決めてからカットするのがポイントです。
- 鏡を使い、正面からウィッグのカットラインを確認。
- 装着時に顔の形や輪郭に合うように、最適なカットラインを決める。
- ハサミを水平に持ち、安定した手の動きで、少しずつ均等にカットする。
上記3ステップに沿ってカットすると、自然な仕上がりが実現できるでしょう。
以下は、前髪のセルフカット動画です。カットラインを決めてから、カットを始める様子が参考になります。
(引用:AYAMAR美ヘアチャンネル【完全解説】前髪セルフカットを絶対に失敗しない方法♥表参道美容師が徹底解説します!2023年10月18日閲覧)
毛先にハサミをあててカット
ウィッグカット仕上がりに、動きや立体感を持たせるなら、毛先のカット方法がポイントとなります。
- カットの方向:ハサミを下から上に向けて動かし、毛先を少しずつ整える。
- ハサミの角度:刃を傾ければ、より自然な仕上がり。
- 効果:毛先に向かってカットすれば、ウィッグに動きや立体感がプラスされる。
以上のポイントを意識してカットを行えば、ウィッグをより自然に、そして魅力的に見せられるでしょう。
ハサミを上から下へ滑らせてカット
ウィッグの魅力を引き立てるためのカットにおいて、特にハサミの使い方には工夫が求められます。
- カットテクニック:髪を軽く挟んでから、ハサミを毛先方向にゆっくりと滑らせながらカットする。
- 効果:ウィッグに自然な立体感やボリュームが出せる。
適切なカット方法により、ウィッグに立体感をもたせ、より魅力的なヘアスタイルになるでしょう。
以下は、うぶ毛の作り方のYouTube動画です。カット方法が参考になります。
(引用:杜の都えんちゃんねる「ウィッグのうぶ毛作りセルフカットでやってみよう」2023年10月18日閲覧)
すきバサミは斜めに持ってカット
すきバサミを使ってウィッグをカットするには、以下のポイントを押さえましょう。
- 均等にカット:すきバサミは斜めに持ってカットすると、ウィッグの毛を均等にカットできる。
- 自然な動き:ウィッグの毛を少しずつ挟みながらカット。すきバサミで間隔を調整し、自然な動きとボリュームを演出。
- 段差を作る:縦にハサミを入れる。自然な段差を作り出し、髪が自然になじむ仕上がりとなる。
- すく順序:ウィッグをすく際は、細かなブロッキングは不要。ただしし、毛先から上に向かってカットするのがおすすめ。
すきバサミを使う場合は、上記ポイントを参考にカットしましょう。
以下のYouTubeでは、すきハサミを使ったカット方法がわかりやすく解説されています。
(引用:ショートカットの遠藤さん「美容師が教える 自宅で出来るセルフカットを初心者向けに簡単に切れる切り方をご紹介 ロングヘアミディアム」2023年10月18日閲覧】
少量の毛束をとり一部をカット
ウィッグの毛先を自然な仕上がりにカットする方法を紹介します。
- 少量の毛束をとる
- 毛先の一部をカットする
- 違う毛束をとりカットを繰り返す
この方法では、毛先に自然な動きと軽さが生まれます。結果として、ウィッグ全体のスタイリングが自然に魅力的に見えるようになります。
全体のバランスをみてカット
ウィッグの自然な見た目を作るためには、ボリュームの調整が必要です。
ボリュームが多すぎる場合は、全体のバランスを見つつ、適度にカットしてみましょう。ただし、ボリュームを取り過ぎてしまうと、ウィッグの自然な雰囲気が失われる可能性があります。様子を見ながら少しづつ慎重にカットしましょう。
美容院でカット
自分でカットするのが心配な方は、美容院にお任せするのがよいでしょう。
ただし、ウィッグのカットを行なっていない場合もあるため、行きつけの美容院や近所のサロンに、事前に相談するのを忘れないでください。
美容院なら経験豊富なプロが、実際にウィッグを装着した状態で、地毛同様の方法でカットしてくれます。自分の顔の形やスタイルに合わせて、自然で理想的なヘアスタイルを手に入れられるでしょう。
ウィッグのカットで失敗しないための3つのコツ
ウィッグのカットは一見簡単に見えます。しかし、実際には多くの方が失敗に直面しています。よくある失敗例は以下の5つです。
- 短く切りすぎた
- 薄く切りすぎてネットが見える
- 髪の動きが出ない
- ハネさせたはずなのにハネずに下がってしまう
- ヘッドマネキンでカットしたら、実際の頭では短すぎた
しかし、正しい知識とコツを身につければ、これらの失敗は避けられます。
本章では、失敗しないための3つのコツを紹介します。これからのウィッグカットがより楽しく、確実になるヒントをお伝えしましょう。
髪にハサミを置くときは斜めにする
カットする際は、ハサミを少し斜めに持ち少しづつ切り込みを入れるようにカットしましょう。
ザクッと一気に切ってしまうと、不自然な仕上がりになってしまいます。
より自然な仕上がりにするためには、以下の3点に注意してください。
- ハサミの斜め持ちをキープする
- 毛先に向かって削るように滑らせる
- 毛束を一房ごと確認しながら切る
上記の点を気をつけて進めると、より自然な仕上がりとなるでしょう。
ウィッグスタンドと自分の頭の大きさを合わせる
通常のウィッグスタンドは、実際の人の頭より小さい場合がよくあります。そのため、ウィッグスタンドに合わせてウィッグをカットすると、実際に装着すると短くなりがちです。
この問題を解決するために、ウィッグスタンドに紙や布を付け足し自分の頭の大きさに近づけてください。
面倒に感じる方は、少し長めのカットを意識して、あとで微調整するとよいでしょう。
生え際をチェックしてから切る
ウィッグの生え際は、ネットに毛束が縫い付けられたようになっています。カットする際は毛束の配置をしっかりと意識してカットしましょう。
生え際を見落とし、適当にカットすると、思わぬシルエットになってしまう場合があります。
毛量調整や長さを変更する際は、必ず生え際をチェックしてからカットしましょう。自然な仕上がりにするために非常に重要です。
特にレイヤースタイルを目指す場合は、生え際を意識しつつカットするとより簡単です!
まとめ:上手なカットで自分だけのオリジナルウィッグに!
ウィッグをカットする方法について解説してきました。
おすすめのカット方法が7つあります。
- カットライン決めて均等にカット
- 毛先にハサミをあててカット
- ハサミを上から下へ滑らせてカット
- すきバサミは斜めに持ってカット
- 少量の毛束をとり一部をカット
- 全体のバランスをみてカット
- 美容院でカット
お気に入りだったけどダメージが出てきてしまったウィッグや、購入したけどイメージと違ったウィッグはカットしてみるとよいでしょう。
ただし、ウィッグは一度カットを失敗すると元の状態には戻らないため注意深く進めてください。
ウィッグをカットして、新たなスタイルチャレンジを楽しみましょう。自分だけのオリジナルウィッグができますよ。
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