ウィッグとエクステの違いを徹底解説!あなたに最適なのはどっち?
ヘアスタイルのイメージチェンジに使われることの多いウィッグとエクステ。どちらもスタイリングのプラスアイテムとして活用されていますが、具体的にはどのような違いがあるのでしょうか。
この記事ではそれぞれの使い方・向き不向きなどを特徴とともに徹底解説します。あなたの日々のスタイリングのための最適なアイテム選びの参考にしてください。
ウィッグとエクステの違い
ウィッグとエクステはどちらもヘアスタイルを変化させるためのものですが、そのアプローチは異なります。
「かつら」であるウィッグは頭を覆う帽子のような形状をしており、短時間で大幅なスタイル変更が可能です。これは、自分の髪の長さや量に関わらず、全く異なるヘアスタイルを試したい場合や、髪の薄い部分をカバーしたい場合に特に有効です。
一方、「つけ毛」のエクステは自毛に直接取り付けるため、より自然にボリュームや長さを増やすことができます。サロンでのエクステであれば、長期間着けたままにすることも可能です。
「かぶる」ウィッグ・「つける」エクステと言い換えると、イメージしやすいのではないでしょうか。
エクステとは
(出典:HOT PEPPER Beauty)
ヘアエクステンションの略称である『エクステ』。その特徴と使用方法について詳しくご紹介します。
エクステの特徴
(出典:Pro Cosme)
エクステは自毛に追加の髪を取り付けることで、ボリュームや長さ・色を加えることができるヘアアイテムです。自分の髪に直接取り付けるため専門の技術が必要なことが多く通常はサロンでの装着となり、1~3ヵ月程度と長期間もつでしょう。自毛との一体感が高く、スタイリングの自由度も広がります。
さらに簡易版のエクステとして、クリップなどを使用して簡単に取り付けられるワンタッチエクステもあります。手軽に使用でき、特別なイベントや一時的なスタイル変更に適していますが、サロンで施されるエクステほどの持続性や自然な見た目は期待できません。
エクステの装着
エクステの装着方法は種類によって異なりますが、一般的には専門のサロンにてプロの作業により自然に仕上げます。
まず自毛の状態を評価するとともに、エクステンションの長さ、色、質感を選定し、選んだエクステを編み込み・テープ・ボンドなどにより自毛に固定します。専門的な技術と時間が必要なためコストがかかりますが、その分自毛との一体感・持続性があります。
一方、ワンタッチエクステは、自宅で簡単に装着できる手軽なオプションです。髪の根元にクリップなどで固定してなじませるだけで完成するため、短時間で取り付けや取り外しが可能です。
エクステのお手入れ
サロンで装着されたエクステのお手入れは、美しさをキープするために注意深いケアが必要となります。自毛と同様に優しく扱う必要があります。
洗髪時には、エクステに優しいシャンプーとコンディショナーを使用し、根元から毛先に向かって丁寧に洗いましょう。強くこすったり、無理に引っ張ったりすると、エクステが緩んだり、自毛にダメージを与える可能性があります。
乾燥する際には、自然乾燥が基本です。ドライヤーを使用する場合は低温設定にし、エクステの根元に直接熱を当てないように注意が必要です。さらにエクステの絡まりを防ぐために、定期的に専用のブラシで優しく梳かすことも大切です。就寝時には、エクステが絡まないように、緩めの三つ編みや低い位置でのポニーテールにすると安心でしょう。
一方、ワンタッチエクステのお手入れは手間がかかりません。使用後はブラシで優しく梳かし汚れがある場合は専用のシャンプーで洗いますが、取り外した状態でおこなえるため手軽におこなうことができます。洗髪時の自毛への負担もありません。
エクステンションのお手入れは、その種類によって異なるため、装着時にサロンのスタイリストからアドバイスを受けることも重要です。適切なケアを行うことで、エクステは長持ちし、美しい状態を保つことができます。
ウィッグとは
(出典:8カンテレ)
部分的な使用から頭全体を覆うもの、医療用やコスプレなど、用途・大きさともに多岐にわたるウィッグ。中でもプラスアイテムであるエクステと比較されることが多い「部分ウィッグ」について紹介します。
ウィッグの特徴
部分ウィッグは、特定の頭髪部分にボリュームや長さを加えるために使用されるヘアアイテムです。髪のボリュームが少ない部分に重点をおいた製品のため、薄毛が気になり始めた方には自然な見た目と使いやすさが魅力的ではないでしょうか。
部分ウィッグは頭の特定の部分にのみに装着されるため、医療用やコスプレなどのファッションウィッグに多い全頭ウィッグよりも軽く、手軽に使用できます。長時間の使用でも不快感が少なく、日常生活においてもストレスなく過ごせるでしょう。
自毛の色や質感に合わせて選ぶことができるため、装着時には自毛と見分けがつかないほど自然に見えます。取り付けも簡単で、特別な技術や道具を必要としません。自宅で簡単に装着でき、時間やコストを節約できます。
ただ、初期投資としてある程度の金額が必要なことは念頭に入れておく必要があるでしょう。
ウィッグの装着
(出典:Happy Fashion)
部分ウィッグはクリップ等を用いて簡単に装着できるようになっていますが、より自然な見た目と快適な使用感を実現するためには工夫が必要です。
まずは自分の髪をきちんと整えた上で、ウィッグの装着位置を確認しましょう。イメージしていたシルエットになる位置を見つけたら、ウィッグの内側にあるクリップを使って自毛にしっかりと固定します。この際、ウィッグがずれないように、均等に圧力をかけて固定することが大切です。ウィッグが安定したら、自毛とウィッグの境界を自然に見せるために、軽くブラッシングやスタイリングを行います。
部分ウィッグの装着は、自毛との調和が大切です。ウィッグの毛流れ・ボリュームなど、全体のバランスを確認しながら違和感がなくなるよう調整しましょう。
ウィッグのお手入れ
(出典:Photo AC)
ウィッグのお手入れは、美しい状態で長持ちさせるために大事なプロセスです。
日々の汚れを取り除くための洗浄は、必ずはずした状態でおこないましょう。洗面器にシャンプーを溶かし、優しく押し洗いするように洗います。ゴシゴシとこすったり強い力でしぼることは避け、ウィッグの繊維を傷めないように注意が必要です。水分を取り除く際も、タオルで優しく押さえつけるようにして水気を吸い取ってください。洗浄後は、コンディショナーを使って、ウィッグの毛を柔らかく保ちます。
その後、ウィッグはスタンドに掛けて形を保ち、自然乾燥させます。
ウィッグのブラッシングは、専用のブラシを使用し、毛先から根元に向かって優しく行いましょう。強く引っ張ると毛が抜ける原因になるため、慎重に扱うことが大切です。
エクステがおすすめな人
エクステは、自分の髪を活かしながらスタイルの変化を楽しむことができるため、特に自毛の長さやボリュームに変化を加えたい方におすすめです。自然な仕上がりが魅力で、エクステを取り入れることで、さまざまなヘアスタイルを試すことが可能になります。
しかし、エクステのお手入れは通常のシャンプーよりも手間がかかり、特に洗髪時には慎重なケアが求められ、時には装着部分にかゆみや抜け毛のトラブルが生じることもあります。メンテナンスや調整のためには定期的なサロン訪問が必要となり、これが時間的・経済的な負担となることもあるでしょう。
エクステは自毛を生かしたスタイリングを楽しむことができる一方で、そのメンテナンスやトラブルへの対応が必要となるため、これらの点を考慮して選択することが重要です。
ウィッグがおすすめな人
簡単に大きなスタイル変更ができるウィッグは、日々の外見を変えたいと考える方や、特別なイベントのための一時的な変更用としても理想的です。自分の髪では実現困難な長さやスタイルに挑戦することができるため、普段とは異なる外見を試したい方にとって魅力的な選択肢となります。
そして、ウィッグのもう一つの大きな利点は、自毛への負担がないことです。髪の健康を保ちながら、さまざまなスタイルを楽しむことが可能になります。薄毛やボリューム不足に悩む方にとっては自毛に負担なくボリュームアップでき、自信を持ってヘアスタイルを楽しむことができます。簡単に着脱できるため、忙しい朝の身支度としても魅力的でしょう。
ただし、初期費用の高さを理解しておく必要があります。長期的には美容院代やヘアケア製品にかかるコストを節約できるため、多くの方にとって価値のある投資となり得ます。
まとめ
ウィッグとエクステの違いについてご紹介しました。
それぞれに特徴がありふさわしい使用方法があることがおわかりいただけたでしょうか。
ご自身の髪質や希望する髪型にあわせて、ベストな方法を検討しましょう。
簡単なスタイリングに加え、薄毛や白髪などの大人の女性の髪の悩みも解消したいと考えている場合は、ウィッグの使用もひとつの方法です。
さらに、ウィッグは自宅でも気軽に購入することが可能です。
当メディアが運営するオーダーメイドの部分ウィッグ専門店「classy wig」は、オンラインでの無料カウンセリングにも対応しており、はじめてのウィッグ選びをサポートしています。
店舗へ出向くことなく購入後もかぶり方からお手入れの方法までサポートしており、理想のスタイルづくりのお手伝いをさせていただいております。
ご興味がある方は、ぜひ「classy wigホームページ」の無料カウンセリングから気軽にご相談ください。
(出典:classy wig)
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