ウィッグとかつらの違いは3つ!自分に合うのはどっち?

ウィッグとかつらの違いは3つ!自分に合うのはどっち?

「ウィッグとかつらって何が違うの?」と気になりますよね。

どちらも頭に被せて使うものという認識がありますが、一体どんな違いがあるのでしょうか?

そこで今回は、ウィッグとかつらの違いについて詳しく解説していきます。

併せてそれぞれどちらが自分に向いているかご紹介しますので、薄毛に悩む方はぜひ参考にしてみてくださいね。

ウィッグとは?

知っている方も多いと思いますが「ウィッグ」と「かつら」について、一度説明していきます。

まずウィッグとは、人工的に作られた髪型を頭部にかぶせて装着する製品のことで、英語では「wig」と表現されます。

使用する髪の素材は人工毛・人毛・毛ミックスの3種類です。それぞれ髪の質感や、日頃のお手入れの仕方が異なります。

ウィッグの種類はさまざまで、ショートヘアからロングヘア・部分的に使う「ヘアピース」と、数多くの商品が展開されています。

価格は、数千円からと比較的手に取りやすい商品です。特に、工場で大量生産しやすい人工毛が安価な傾向にあります。

使用する目的は、薄毛を隠すために使う方や、コスプレやファッションに合わせて髪型、髪色を変化させたいときに使うなど、幅広い年代に使われています。

ウィッグは、自分の髪の毛と同じようにヘアアイロンでカールを付けたり、必要に応じてカットしたりと、好みに合わせてスタイルチェンジが叶う便利なアイテムです。

かつらとは?

続いて、かつらについてご紹介します。

かつらとは、ウィッグと同じように髪型を変えたり、脱毛部分を隠すために使用します。

英語では「wig」と表現され、実はウィッグと同じ意味を持っています。

かつらの歴史は古く、古代文明にまでさかのぼります。古代から中世までの時代では、王族や上級階級といった人々に、社会的地位や身分を示す重要な役割として使用されました。

日本で初めてかつらの使用が確認されたのは、醍醐天皇(897年〜930年)の時代です。当時は「かづら」と呼び、髪の装飾に使うアクセサリーとして使われました。

その後、歌舞伎や能などの舞台において、役者さんが役柄に合ったかつらを着用するなど、時代とともに発展していきます。

現在かつらは舞台用だけでなく、男女のおしゃれ用・薄毛隠しとして、多くの人に使われています。

結論:ウィッグとかつらに明確な違いはない

ウィッグとかつら、それぞれについて紹介しましたが、結論からいうと明確な違いはありません。

どちらも基本的に同じ意味を持つ言葉であり、髪型や薄毛のカバーとして装着する製品を指します。

ですが、使用する目的や世代によって、言葉の使い分けが見られます。

続いてウィッグとかつらは、どのような印象の違いがあるのか見ていきましょう。

ウィッグとかつらを比較!大きな違いは3つ

繰り返しになりますが、ウィッグとかつらに違いはありません。

はっきりとした違いがないことを前提に、あえて違いを挙げるなら大きく分けて3つの違いがあります。

ひとつずつ解説していきます。

使う目的が異なる

まず、どういったときに使用するかの「目的」が異なるイメージがあります。

イメージ
ウィッグ好きな髪色・髪型にしてイメージチェンジ。医療用としても使われる。
かつら男性の薄毛隠しとして悩み解決のために使われる。

ウィッグは、自分が試してみたい髪色や髪型を選び、ファッションの一部のように使われます。

特に、好きな漫画やアニメのキャラクターになりきる「コスプレ」では、ウィッグを使うのが一般的です。ウィッグを使えば、着用するだけでキャラクターの外見を忠実に再現できます。

また、年齢による髪の悩みや、抗がん剤治療で脱毛した方に向けてのものは「医療用ウィッグ」と呼ばれます。

一方、かつらは男性の薄毛隠しに使われる印象が強いものです。

実際にネット通販で「かつら」と検索すると、男性向けのかつらが多くヒットします。

男性が髪に悩むのは通常30代後半とされていますが、若い世代の脱毛は若年性脱毛症(若ハゲ)といわれます。

そのため、かつらには高齢者向けの白髪混じりのヘアスタイルや、若い人にも使いやすい黒髪ショートなど、男性向けの髪型が豊富です。

このように、ウィッグとかつらを比べると、使用する目的に違いがあります。

カバーする範囲の違い

続いて、どの程度カバーするかの範囲にも違いがあります。

イメージ
ウィッグ全体だけでなく部分的にも隠せる。
かつら全体的に覆うものが多い。

ウィッグには、全体を覆う「フルウィッグ」と、部分的に隠せる「部分ウィッグ」があります。

おしゃれ用としてはフルウィッグが使われ、頭頂部の薄さが気になり始めた方に好評なのが部分ウィッグです。

ワンタッチでパチンと簡単に装着できる製品がほとんどで、気になるつむじ割れを解消してくれます。

使い勝手のいい部分ウィッグは、ウィッグ初心者からの支持を多く集めています。

対して、かつらはすっぽり全体を覆うものに特化している印象があります。

もちろん、かつらにも部分用があります。ですが、かつらは男性向けのものが多く、「小面積だとかつらとバレないか心配」と考える人も多くいます。

そのため、部分的に隠すよりは全体を覆える製品のほうが人気、と予想されます。

以上のことから、ウィッグは女性の頭頂部をカバーする部分用が多く展開され、かつらは男性のおでこからつむじまでカバーできる、全体用が多い傾向にあります。

使用する年代のイメージの違い

ウィッグまたはかつらと聞くと、使用する年代のイメージにも違いが出てきます。

イメージ
ウィッグ比較的若い世代が使う印象が強い。
かつら中高年の印象が強い。

ウィッグは幅広い年代に使われますが、10代〜30代の比較的若い世代が使うイメージがあります。

それは、地毛が薄い悩みを解決するために使われる以外にも、おしゃれ用として着用することから、若者向けのイメージにつながっていると考えられます。

実際、服装やメイクに合わせて普段とは違う髪型にするときは、「かつら」ではなく「ウィッグ」と呼ぶことがほとんどではないでしょうか。

それに対して、かつらは40代〜60代以降の中高年が使うイメージがあります。

かつらとウィッグは本来同じ意味を持ちますが、中高年の間で薄毛をカバーするものとして用いるのは、かつらと呼ばれることが多いです。

ウィッグとかつらは製品に違いはないものの、使う年代のイメージに差があります。

ウィッグとかつら、どちらを選ぶべき?

それぞれの特徴を踏まえて、具体的にどんな人におすすめなのか紹介します。

「ウィッグにするか、かつらにするか迷う」という人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ウィッグがおすすめの人

ウィッグがおすすめなのは以下のような人です。

  • 頭頂部の薄さが気になり始めた女性
  • 簡単に装着できるものを探している
  • 普段できない髪型を楽しみたい

ウィッグは女性向けのものが数多く販売されているため、女性におすすめできます。

トップのボリューム不足が気になり始めた人は、部分用ウィッグを使うといいでしょう。

部分用ウィッグはクリップ式が多く、初心者の方でもコツいらずで付けやすいのがメリットです。

また、ウィッグにはさまざまな髪型が展開されているため、地毛では再現しにくいヘアスタイルも叶えられます。

ウィッグは主に女性向きで、おしゃれ用としても薄毛が気になる人にもおすすめします。

かつらがおすすめの人

かつらがおすすめなのは、以下のような人が挙げられます。

  • おでこや頭頂部の薄さに悩む男性
  • 全体的にカバーしたい人
  • 中高年世代の人

かつらはウィッグに比べて男性向けが多いため、男性におすすめです。

男性の薄毛は主に男性ホルモンの影響で、おでこや頭頂部から薄くなっていきます。

かつらは、すっぽりと被るタイプが多く販売されているので、男性特有の薄毛をカバーする手段として有効です。

髪色は、茶や黒といったナチュラルなものから、白髪混じりで中高年の方にも使いやすい製品まであります。

以上のことから、かつらは主に男性向けで、全体的に薄さをカバーしたいときにおすすめです。

おしゃれに薄毛をカバーするならウィッグがおすすめ

現在では、かつらよりウィッグのほうが商品数が豊富です。

そのぶん選べる選択肢が広がるため、自分に合った髪型を見つけやすくなります。

ブリーチカラーで若者に人気のフルウィッグから、つむじが気になり始めた部分ウィッグまで、用途に合わせて選べるのも魅力的。

特に部分用は装着しやすく、仕事や出かけるときなど普段から使いやすいです。

ヘアアイロンを使えばさらに地毛となじみ、違和感なく薄毛をカバーしてくれます。

薄毛を気にせず、思い切りお出かけや旅行を楽しみたいときに、ウィッグはおすすめです。

オーダーメイドウィッグならより理想的な髪型に

本人の希望に合わせて製作する「オーダーメイドウィッグ」なら、より自然で理想的なヘアスタイルになります。

オーダーメイド製は、既製品に比べてナチュラルでバレにくく、快適な付け心地を実感できるのが大きなメリット。

ですが、オーダーメイドしてくれるメーカーもさまざまあり、「どれを選んだらいいか分からない」と悩む方もいるでしょう。

弊社ブランドの「Classy wig」は、カウンセリングからウィッグの試着・採寸・自宅への配送まで、すべてオンライン上で完結する手軽さが大きなポイント。

女性の薄毛は周りに相談しにくく、ウィッグを購入するところを見られたくないという人も多いでしょう。

Classy wigなら、外出の手間や知り合いにバレる心配なく、あなただけのウィッグを製作します。

  • 髪のボリューム不足が気になってきた
  • 店舗だと買いにくい
  • 気軽に相談したい

こんなお悩みの方に、Classy wigはおすすめのオーダーメイドブランドです。

まとめ

ここまで、ウィッグとかつらの違い3つと、それぞれどんな人におすすめかをご紹介しました。

結論としては、ウィッグとかつらは同じ意味を持ち、違いはありません。

ですが、使用する目的・カバーする範囲・使用者の年代のイメージに差があります。

より自然で違和感のないウィッグを求めるなら、オーダーメイドする方法もあります。

弊社ブランドの「Classy wig」は、相談しやすいオンラインでカウンセリングします。

無料でご試着も可能なので、気になる方は一度チェックしてみてくださいね。

ウィッグとかつら、どちらにしようか迷ったら、ご紹介したそれぞれの特徴を踏まえて、あなたにぴったりの髪型を見つけましょう。

classy wigでは、公式LINEで価格やオーダメイドウィッグの特徴から、ウィッグの付け方まで質問や相談を受け付けております。以下のリンクから友だち登録をいただき、お気軽にご相談ください。

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