ウィッグ購入前に知っておきたい種類と特徴 ー目的にあわせた選び方を大切に
(出典:classy wig)
ウィッグが大人の髪の悩み解消に便利なことをご存じでしょうか。
薄毛や白髪など、ウィッグによる毛量アップやカバーで目立たなくすることができます。
ただ、いろいろな種類があるため、選ぶときの基準がわからずに困ってしまう方も多いでしょう。
この記事では、ウィッグの種類とその特徴をふまえ、目的にあわせた選び方をご紹介します。さらに購入のために注意すべき点をあわせてお知らせします。
目次
分類1:ウィッグの形状
ウィッグは目的に応じて、頭全体を覆うものから必要な箇所に限定して使うものまで、様々な種類が展開されています。
自分の優先順位にあわせて選ぶことが可能です。
また、種類わけにはオーダー・既製品などの作成方法、使用する髪の毛の素材など、着用感や購入金額に大きく影響を与える基準が存在します。
ウィッグの種類とそれぞれの特徴、目的や最適な選択についてご紹介します。
頭全体のフルウィッグ
(出典:楽天市場)
頭全体に帽子のようにスポッとかぶるフルウィッグ。オールウィッグともいわれているものです。
髪色や毛量など、自毛とのバランスを考える必要がなく、いろいろな髪の悩みをまとめて解決することができます。
今までとはまったく違うスタイルに、思い切ってチャレンジできるのも魅力のひとつです。
結婚式などの特別なイベント時に1日だけ違う髪型にチェンジ。日常のシンプルなスタイルとハレの日の華やかなスタイルのギャップは、自分だけでなく周りの人も楽しませることができます。
髪の伸び具合などを考えずに商品選びができるのも便利なポイントです。
頭頂部を覆う部分ウィッグ
(出典:楽天市場)
つむじ・分け目の薄毛や白髪など、大人の女性の悩みを手軽に解消できる部分ウィッグ。トップピースとも呼ばれています。
カバーするのは頭頂部のみのため通気性が確保されており、フルウィッグに多いムレなどの心配はかなり軽減されます。
薄毛の悩みは部分ウィッグの使用により、頭頂部のボリュームが増すだけで大きく雰囲気が変わり、若々しさを感じさせることが可能です。
白髪で悩む方は白髪染めをされている方が大半ですが、染めてから2-3週間後には伸びてきた白髪が根元に見えて気になっているのではないでしょうか。目立ちがちなつむじ・分け目を白髪のない部分ウィッグでカバーすることにより、カラーリングの周期を大幅に伸ばすことができるのは、大きなメリットといえます。
必要な場所限定のポイントウィッグ
(出典:楽天市場)
前髪や襟足など気になるポイントに特化して、髪を追加するポイントウィッグ。
エクステやインナーカラーなど、おしゃれ用途として使われることも多いウィッグです。
円形脱毛症など一部分に限定して髪が少ない場合、医療用のポイントウィッグの使用は部分的毛量アップ方法として有効です。
また、ポイントウィッグのひとつである前髪ウィッグは、生え際の薄毛のサポートはもちろん、伸ばし中や切りすぎた時にも使用できる便利なウィッグとして販売されています。
分類2:ウィッグの作り方
ウィッグを注文する場合、どこまでこだわるかによって作り方の選択肢が変わってきます。
大きく分けると、完全フルオーダーのウィッグ・標準的な仕様で作られた既製品ウィッグ・カットだけは自分好みにするセミオーダーウィッグがあげられます。
オーダーによる自由度の高さは魅力的ですが、価格アップとウィッグ制作の日数が長くなることに注意が必要です。
フルオーダー
すべて自分好みにすることが可能なフルオーダーウィッグ。髪色・毛量・髪の長さなどはもちろん頭の形にあわせて作成することができます。フルウィッグは特に頭の形がシルエットに大きく影響するため、自分にピッタリあわせたウィッグを作れることは大変魅力的です。
人の頭の形・大きさは千差万別で、思っている以上に違いがあります。小顔の方は小さいサイズを選びがちですが、ハチが張っていたりと頭に関しては意外に大きいサイズなどということがよくあります。
既製品やセミオーダーでよくおこりがちなこのギャップも、フルオーダーであれば自分にピッタリのものを手に入れることができます。
スタイルの自由度も高く、思い描いた理想のスタイルに近づけることが可能です。
既製品
すでに着用するだけの状態になっている既製品ウィッグ。
注文後すぐに手に入ることが多く、商品選びも色・サイズ・スタイルなどを選択するだけという手軽さも魅力です。
写真により着用時の自分を想像して購入するわけですが、あくまでそのモデルが着用した参考写真であり、同じスタイルが再現できるとは限らないことを理解しておく必要があります。
おでこの広さにより前髪の長さは変化し、頭の大きさによってはシルエットもまったく異なるものとなります。サイズの違いにより生え際などの位置は変わってくるため、自分にあわせた似合わせカットが必要になる可能性を知っておかなくてはいけません。
そのような印象の違いをできるだけ防ぐため、購入前に試着ができる製品を選ぶことをおすすめします。
セミオーダー
スタイルづくりのみがオーダーできるセミオーダーウィッグ。
後はスタイルを仕上げるだけなため、自分の希望にあわせたオーダーカットにもかかわらず、短期間で入手することが可能です。
ただ、既製品ウィッグ同様に似合わせカットが必要になることもよくあります。ネットショップでの購入の場合は、購入後のカット調整などに対応しているショップを選ぶと安心です。
分類3:ウィッグの毛材
自然さなどの見た目や日々のお手入れの手軽さに影響を与える毛材。
人毛を希望するとどうしても値段が高くなるため、商品選びには大切な基準です。
人毛
(出典:楽天市場)
ウィッグに使用されている人毛は、ウィッグとして扱いやすいように特殊加工が施された毛材です。天然素材であるため光沢やツヤ感がとても自然で、髪触りも自毛と変わらず安心した着け心地が得られます。
自毛と同じようにドライヤーやヘアアイロンを用いたスタイリングができますが、ウィッグの場合は髪が成長しない分ダメージが蓄積されることに注意が必要です。購入時の状態をキープするには日々のお手入れが欠かせません。
また、ウィッグの素材として流通している人毛は、アジア圏の各地から取り寄せられており、実は地域によって髪質に違いがあります。例をあげると、中国毛はハリがあるのに対し、インド毛は柔らかい髪が多い傾向がみられるため、髪の根元の立ち上がりだけを注視した場合、中国毛の方がボリュームが出やすくなります。薄毛を気にされている方にとってはインド毛は物足りなく感じる可能性が高いでしょう。
人毛とひとくくりにせず、各メーカーの製品を実際に手に取って確認することが大切です。
人工毛
ファイバーとも呼ばれている人工毛は、化学繊維により人毛に似せて作られています。
低価格で販売されていることが多く、形状記憶である毛材はセットしやすく、スタイルがくずれにくいという大きなメリットも持ち合わせています。
ただ見た目に関しては人毛とまったく同じというわけではなく、光沢を強く感じさせることも多いため、不自然さが気になる可能性があります。ウィッグの使用がバレたくない場合はおすすめしません。
また、耐熱温度にも注意が必要で、毛材によって耐熱温度は異なります。高温の使用・低い場合でも長時間同じ場所に熱を加え続けることにより、劣化が早く進む可能性があります。
自然さよりも華やかさを求めるファッションウィッグで多く使用されている毛材といえます。
ミックス毛
人毛と人工毛を混ぜたミックス毛は、両者のメリット・デメリットを相殺できる毛材です。
程よく自然さを追求した上で、価格を抑えることができます。
人工毛の割合が高くなるほどツヤ感は強くなり、多少人工的な髪に見えてしまうことは避けられませんが、低価格とスタイリングの簡単さは大きな魅力となります。
ミックス毛の人毛:人工毛の割合はウィッグメーカーそれぞれによって異なります。重要視するポイントにあわせて検討が必要です。
まとめ
形状・作成方法・毛材などのウィッグの種類とその特徴、そして選び方の基準をご紹介しました。
使用する目的によって考慮が必要なポイントをご理解いただけたと思います。
ウィッグの購入は色やサイズ・スタイルなど選ぶ内容が多岐にわたるため、悩む方が多くいらっしゃいます。そのためネットで無料カウンセリングが可能なウィッグを選ぶのも一案です。
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(出典:classy wig)