【ウィッグ】失敗した時どうする?シャンプーやメンテナンス・購入のポイントを紹介!
薄毛や白髪などの髪の悩みを、ウィッグで解消したいと購入を検討された方も多いのではないでしょうか。
せっかく購入するなら失敗は避けたいと誰もが思うもの。
しかし、購入してみると、「なんかしっくりこない」「着けた感じが不自然」などウィッグ選びに失敗したという方は案外多くいらっしゃいます。
ウィッグは、高いからといって、決して自分に合うものとは限りません。
そこで今回は、
- ウィッグの購入で失敗しない方法が知りたい
- メンテナンスを失敗した時に、できる限り理想の状態に戻す対処法が知りたい
- ウィッグが劣化しないシャンプーの方法が知りたい
そんな方々へ向けて、ウィッグのよくある失敗例と、メンテナンスやシャンプーのやり方を詳しくご紹介します。ぜひ、参考にしてください。
目次
ウィッグ購入した時のよくある失敗例とは?
まずは、ウィッグを購入した時のよくある失敗例をいくつかご紹介します。
- 部分ウィッグと地毛の境目が目立つ
- つむじが不自然
- ウィッグの髪の毛にテカリがありすぎて不自然
- 自分がカバーしたい範囲とウィッグのサイズが合っていない
ウィッグの購入に失敗したと思うタイミングの多くは、着用した時の見た目の不自然さにあります。
特に、ウィッグ初心者の方がインターネットで購入した場合に、上記のような失敗に陥りがちです。
もちろん、事前にしっかり調べて購入したとは思いますが、インターネットで見る画像と自分が理想としていたウィッグに違いがあるのはよくあることです。
やはり、自分の状態を知り、自分の理想とするウイッグを求めたいのであれば、ウィッグ専門店でアドバイスを仰いだほうが失敗が少ないかもしれません。
インターネットで購入を希望される場合は、試着可能や交換可能かなどのサービスが付帯されたショップを選ぶことをおすすめします。
しかし、「インターネットにそんなショップはあるの?」と思われる方も多いのではないでしょうか。
失敗しないウィッグの購入なら、当メディアのおすすめするオーダーメイドの部分ウィッグ専門店「classy wig」がおすすめです。
classy wigでは、相談から試着の手続き、カウンセリング、商品のお届けまですべてオンラインで完結する画期的なサービスを提供しています。
あなたに合った髪色、サイズ、長さを細かくカウンセリングし、納得いく商品を購入することが可能です。
さらに、購入してから1年間は、装着にかかる微調整も無料でおこなっているので、安心です。
毎日をともに過ごすウィッグをインターネットでご検討の際は、ぜひ、ホームページよりお気軽にご相談ください。
ウィッグ購入に失敗した時の対処法
失敗したとはいえ、せっかく購入したウィッグ。何とかして着用できないかと悩む方も多くいらっしゃいます。
ここからは、購入に失敗したウィッグを、できる限り自然に見せるための対処法をご紹介します。
〇部分ウィッグと地毛の境目が目立つ時の対処法
ウィッグの境目やつむじの不自然さは、周囲が違和感を感じやすい部分です。
ウィッグと地毛の境目が目立つ場合は、思いきって、地毛かウィッグの髪色をどちらかに合わせて染めなおしましょう。
ウィッグと地毛の境目が目立つ原因は、ウィッグと地毛の髪色が異なるためです。
購入したウィッグを自然に近い状態で着用するためには、地毛かウィッグの髪色を合わせる方法が一番の対処法です。
しかし、ウィッグを染める場合は、ウィッグの素材が人毛であることが条件です。
人毛ウィッグは、人の髪で作られたものですので、地毛と同じように染めることができます。
人毛のウィッグであってもそれ以外のウィッグであっても、どちらかの髪色に合わせる対策をとりましょう。
〇つむじが不自然な時の対処法
実は、ウィッグを購入するうえで、つむじ部分がいかに自然に仕上がっているかはとても重要です。
つむじの位置や見える地肌が不自然で、着用した時に違和感がある場合は、つむじ部分をふんわり浮かせ、つむじから見える地肌を目立たなくさせる方法で対策しましょう。
本来、人のつむじ部分はふんわりと立ち上がっているものです。ヘアアイロンやスプレーなどでウィッグの根元を立ち上がらせると、以前より不自然さが目立ちにくくなります。
それでも、解決しない場合には、カチューシャといったヘアアイテムの助けを借りるのも一つの方法です。
〇ウィッグの髪の毛にテカリがある時の対処法
ウィッグの素材によっては、テカリが目立つものがたくさんあります。
特に、人工毛(ファイバー)の場合、素材によってはテカリがありすぎて不自然に見えるということも少なくありません。
こういったウィッグのテカリを抑えたい場合、意外な方法で簡単に対処できるのでぜひお試しください。
使用するもの | 方法 |
---|---|
ベビーパウダー | ベビーパウダーをパフにとってウィッグにつける。パフについた余計な粉はなるべく落とし、ウィッグにつけるのがポイント。 |
制汗剤スプレー | 制汗剤スプレーに含まれるパウダーがツヤ消しに効果あり。スプレーする時は、ウィッグから離してまんべんなくスプレーするのがポイント。集中してかけると白くなりやすいので注意。 |
ウィッグ専用のツヤ消しスプレー | ウィッグ専用のスプレーのため、ひと吹きで広範囲にスプレーできる仕様。吹きかけすぎることもなく、コストパフォーマンス◎ |
〇自分がカバーしたい範囲とウィッグのサイズが合っていない
分け目や頭頂部部分をカバーしたいと購入したものの、ウィッグのサイズが合わなかった、ということもよくあります。
こういった場合は、着用を諦め、購入しなおす方が一番の対処法です。
無理に着用すると、逆に不自然さが目立ち、装着時のストレスや不快感にもつながります。薄毛などの髪の悩みを解消するために購入したにもかかわらず、ウィッグを着用したことで、さらに気になるようでは本末転倒です。
失敗しないための購入のポイント
ウィッグ購入に失敗しないためにも、以下の4つのポイントを抑えておきましょう。
- ウィッグの分け目やつむじ部分は人工皮膚のものを
- カバー範囲は広めのものを
- 部分ウィッグは、地毛の毛先の色に合ったものを
- ウィッグの素材は自然なものを
ウィッグ選びでは、いかに自然に見えるか、ストレスなく着けられるかがポイントになります。
つむじが自然だと、ウィッグはよりナチュラルに見えます。
ウィッグの境目が目立たなければ、「選び方に失敗した」というストレスなく着用できます。
また、部分ウィッグの場合、カバーしたい範囲より少し広めのものを選んだ方が、地毛に馴染みやすく自然にスタイリングできます。
ウィッグ専門店ではなく、インターネットで購入を検討されている場合は、上記のポイントを押さえておくと失敗が少ないでしょう。
ウィッグメンテナンス時のよくある失敗例とは?
お気に入りのウイッグを購入したにもかかわらず、お手入れに失敗したという方もいらっしゃるでしょう。
ここでは、ウィッグメンテナンス時のよくある失敗例をいくつかご紹介します。
- 市販のシャンプーで洗ったら髪の毛が絡みやすくなった
- 購入時よりウィッグのツヤがなくなった
- お手入れしているのにウィッグが臭い
- ウィッグの毛質のうねり、ひろがりが気になる
「ちゃんとメンテナンスしているのになぜ?」とおっしゃる方も多くいらっしゃいます。
一般的に、ウィッグを毎日着用する場合、だいたい1年程度で傷みや退色が気になり始めるといわれています。
しかし、購入して日が浅いにもかかわらず、上記のような劣化を感じたら、それは、間違ったメンテナンスをしているからなのかもしれません。
ウィッグのメンテナンスは、ただシャンプーして乾かし、ブラッシングするだけではありません。
ウィッグの性質を知り、丁寧に正しいメンテナンスを行わなければ、劣化を早めてしまう可能性が高いです。
ウィッグメンテナンスに失敗した時の対処法
メンテナンスのやり方に失敗したとしても、ある程度まで復活させることができます。
ここからは、メンテナンスに失敗したウィッグを、復活させる対処法をご紹介します。
〇ウィッグの髪の毛が絡みやすくなった時の対処法
絡まった髪の毛を無理にブラシでとかしたり、引っ張ったりしてはいけません。毛を強く引っ張ると毛抜けの原因につながります。
髪の毛の絡みは、手ぐしやコームを使用し、下から優しくとかしましょう。
あまりにも絡みがひどい場合は、ウィッグ専用のオイルスプレーを使用すると髪のとおりがスムーズになりおすすめです。
ウィッグの髪の絡みがとれたら、ぬるま湯をはった洗面器に普段使いの柔軟剤をとかし入れ、しっかり浸けおきしましょう。ぬるま湯で優しくすすぎ、自然乾燥させたら、サラサラが復活します。
参考元:Amazon「MilicaBooks ウィッグオイル」
〇ウィッグのツヤがなくなった時の対処法
ウィッグのツヤ出しを復活させる効果的なアイテムとして、ウィッグ専用のシリコン入りのオイルスプレーがあります。シリコンが配合されたオイルタイプなので、自然なツヤのあるサラサラヘアを演出してくれます。
参考元:Amazon「ウィッグオイル 200ml ウィッグ ケア スプレー ミストタイプ」
しかし、ウイッグ専用のオイルスプレーは、ドラッグストアなどで販売されていないため、必要な時にすぐ買えるものではありません。
そこで、今すぐ対処したい方におすすめなのが、ベビーオイルです。
最近では、ウィッグのツヤ出しにベビーオイルを代用する方が増えてきています。安価で手に入りやすく、ウィッグを傷めず、きちんとツヤが出る点が評価され、支持されているといいます。
ベビーオイルは、少量をよく伸ばし、ウィッグの髪全体になじませるように付けることがポイントです。少量でも自然なツヤが出る手軽なアイデアの一つです。
〇ウィッグの臭いが気になる時の対処法
ウィッグには、素材の臭い、汗や皮脂の臭い、生活臭といったさまざまな臭いが付着します。
ウィッグの臭いが気になる場合は、ウィッグ専用の消臭スプレーを使用するのが効果的です。
ウィッグ専用の消臭スプレーには、消臭効果だけでなく、ウィッグを保護し、パサつきや絡まりを防止する成分も配合されています。
そのため、1本持っておくと、とても便利なアイテムです。
雑菌レベルの臭いもしっかり消臭してくれます。
参考元:Amazon「アデランス フォンテーヌ AD&F ウィッグ ケアミスト ケア スプレー」
〇ウィッグの毛質を整える方法
パサついてしまったウィッグを、できる限り元のサラサラな状態に戻したいと願う方はけっこういらっしゃいます。
パサつきやひろがりの原因は、ウィッグの髪のダメージによるものがほとんどです。
市販のシャンプーやトリートメントではなく、ウィッグ専用のシャンプーとトリートメントで毛質をケアすることをおすすめします。洗ったあとは自然乾燥でしっかり乾燥させ、丁寧にブラッシングしましょう。ブラッシング時にオイルスプレーを使用すると、しっとりとツヤのある毛質をある程度取り戻せます。
また、ウイッグの型崩れや、うねり・ひろがりの改善には、ドライヤーやアイロン等の熱をあてるのも効果的です。
ウイッグによっては、熱に弱い素材もあります。取扱説明書をよく読んでからおこなってください。
さまざまな対処法をおこなっても改善されない場合は、ウィッグが大きなダメージを受けている可能性があります。
ウィッグ修理の専門店に相談するのも一つの方法でしょう。
失敗しないために|ウィッグの「シャンプー」のポイント
ウィッグ購入に失敗しないためにも、以下の3つのポイントを抑えておきましょう。
- シャンプーやトリートメントはなるべくウィッグ専用のものを使用する
- 着用後は、目の粗いブラシでブラッシングし、付着した汚れを落とす
- ウィッグに必要なケアアイテム(静電気防止、オイル、消臭)を常備する
最近のウィッグは、市販のシャンプーで洗うことが可能な商品が多く販売されています。
しかし、洗い方を間違えると、ウィッグを痛めてしまうかもしれません。
ウィッグのお手入れのポイントを押さえて、ウィッグを長持ちさせましょう。
〇ウィッグのシャンプーの頻度
シャンプーの頻度は、ウィッグの使用頻度によって異なります。
毎日ウィッグ着用する場合、10日に1回を目安に洗いましょう。
汗をかきやすい夏場は、7日に1回ほど洗うのが望ましいといえます。
ウィッグはシャンプーの回数が多いほど傷むので、毎日のシャンプーはおすすめできません。
臭いが気になる時には「消臭スプレー」を活用するなど、清潔感を維持しながら劣化も防ぐ工夫が必要です。
〇ウィッグのシャンプーの種類
ウィッグを洗う際に気になるのが、市販のシャンプーを使用してもよいのか、という点ではないでしょうか。
結論からいうと、市販のシャンプーは、人の頭皮の汚れを落とすために洗浄力を高めに設定されているので避けるのがベストです。
市販のシャンプーで代用する方法もありますが、成分によっては汚れが落ちないケースもあります。
また、洗浄力が強いシャンプーは、ウィッグの髪にダメージを与え、きしみ、絡みの原因につながります。
市販のシャンプーを絶対使用してはいけないというわけではありませんが、ウィッグを長く保つためには専用のシャンプーを使用した方が長持ちしやすいでしょう。
〇ウィッグのシャンプーの仕上げ
普段のお手入れに、ウィッグ専用のケアアイテムを取り入れると、より自然でキレイな状態が保てます。
シャンプー後に「柔軟剤」や「コンディショナー」を使用すると、絡まりを解消したり静電気を防止したりできるのでおすすめです。
リンスインシャンプーであれば、メンテナンス費用を押さえたうえで、美しい仕上がりを実現できます。
素材別|ウィッグのシャンプーの方法
シャンプーでウィッグを劣化させないためには、ウィッグの素材に合うシャンプーのやり方を取り入れる必要があります。
〇人工毛ウィッグのシャンプーのやり方
- 事前にウィッグをブラッシングしてほこりを落とす
- 水かぬるま湯をためてシャンプーを溶かしておく
- ウィッグを優しく押し洗いする
- 水を入れ替えてためすすぎをする
- スタンドに掛けて自然乾燥する
〇ミックス毛ウィッグのシャンプーのやり方
- 事前にウィッグをブラッシングしてほこりを落とす
- 水かぬるま湯をためてシャンプーを溶かしておく
- ウィッグを優しく押し洗いする
- 水を入れ替えてためすすぎをする
- スタンドに掛けて自然乾燥する
〇人毛ウィッグのシャンプーのやり方
- 事前にウィッグをブラッシングしてほこりを落とす
- 水かぬるま湯をためてシャンプーを溶かしておく
- ウィッグを優しく押し洗いする
- 水を入れ替えてためすすぎをする
- タオルドライしてトリートメントを付ける
- スタンドに掛けて自然乾燥する
ウィッグのシャンプー時に気を付けたい部分は?
シャンプーによるウィッグの劣化を防ぐために、こすり洗いは避けるのが基本です。
ウィッグは摩擦に弱いため、強い力でゴシゴシと洗うようなシャンプーのやり法は避けましょう。
地毛のように、ウィッグにシャンプーを直接つけるのも望ましくありません。
熱湯でのシャンプーも控えて、水またはぬるま湯で汚れを落とすようにしましょう。
まとめ
ここまで、ウィッグの購入にあたって、よくある失敗例やそれに対する対処法をご紹介しました。
今回ご紹介したような方法を使えば、ある程度違和感を抑えて自然な見た目に近づける事も可能です。
諦める前に、ぜひ一度試してみてください。